雇用保険離職証明書の書き方

雇用保険離職証明書の書き方~6か月定期精算~

10月22日(木) 本日は雇用保険の退職書類である離職証明書を記入する際に、6か月定期を支給している場合の注意点です。

6か月定期代を支給している場合、その金額を期間で割って一月あたりの通勤手当をその期間に按分して計上しますが、退職時に6か月定期の払い戻しを行うと、手数料等が発生して金額が変わってきます。その場合いくらで計算したら良いでしょうか。

6か月定期払い戻し時の離職票への記載について

例)7月1日から12月31日までの6か月定期代37,800円を6月給与にて支給。 支給した従業員が9月末で退職。払戻しを行い手数料210円が引かれ鉄道会社から14,910円払戻があった。

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37,800円(6か月定期)-14,910円(払戻額)-210円(払戻手数料)=22,680円
実際に定期を使用した期間は3カ月なので、3か月で割った金額7,560円をそれぞれの月に記載します。

※割った額に端数があった場合には最後の月に端数を調整します。