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女性活用をお考えの企業様へ

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女性活用をお考えの企業様へ

 先日、雑誌の記事で「女性が働きやすい会社ランキング」というものが出ていました。

 この見出しは女性の方ならきっと興味をそそられる事でしょう。ランキングに入った各企業についても気になりますが、それと同時に何をもって「女性が働きやすい会社」と言うのだろう?という疑問に駆られ記事を読み進めました。

 この雑誌では次の4つの観点から各社人事担当者へ調査を実施したそうです。

 1.管理職登用度      2.女性活用度 
 3.ワークライフバランス度 4.男女均等度

 様々な質問項目をポイント化し偏差値に換算してランキングされていました。

 この4つの項目は、少子高齢化や団塊世代の大量退職による労働力不足が予測される今、経営戦略の1つとして女性活用を考えている企業においては考慮していかなくてはいけないものではないでしょうか?

 1.管理職登用度は女性管理職の比率や女性管理職の増減などを指標にしています。この項目で上位に入った企業は、そもそも女性社員の比率が高いというのが現状のようです。

 2.女性活用度は専任組織やプロジェクトの有無はもちろん企業のトップが社内外に対して女性活用を明言しているかもポイントとなります。トップ自らが経営戦略として女性活用の意義を明確に打ち出す事で、社内の理解も得やすく、迅速な意思決定ができるという効果も期待できるのです。

 3.ワークライフバランス度は有給休暇や育児休業の取得率、残業やメンタルヘルス対策への取り組み等の有無がポイント化されています。これは女性だけでなく男性に対しても重要な項目です。男女問わず、育児や介護に関りながら仕事をしていける環境がどの程度整っているのか、等です。

 4.男女均等度は女性社員の割合や子育て中の女性の比率、女性の平均勤続年数等を見ます。女性の採用数の増加や勤続年数を伸ばすことは女性活用の第1歩とも言えます。

 これら4つの項目は繋がっています。
 会社側が女性活用を推進し女性採用を増やし、社員の生活と仕事のバランスを企業がサポートをしていく事で、勤続年数も伸び、管理職へと昇進していく女性が増加していくことになります。
 
 男女問わず、良い人材が欲しいのはどこの企業も同じはずです。
 これから、どんどん進出してくるであろう有能な女性の採用をお考えになられていらっしゃるなら、今の御社の現状について少し考えていただくきっかけになれば幸いです。