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御子神吉明

御子神吉明(みこがみ よしあき)
????~1628  
○次郎右衛門 忠明 典膳 小野氏
◇父:御子神土佐。弟:御子神忠也 子:小野次郎右衛門忠常、日忠、牛助、弥助
 大和・十市氏の裔か。安房・里見氏臣。幼少より刀槍術を磨く。1589年里見氏と万喜城主・土岐氏の間に戦が起こった時は、土岐氏に従い、里見氏の大将正木時茂に一騎討ちを仕掛けるが、乱戦の為、雌雄を決しなかったという。いつ頃か、上総を訪れた剣豪伊藤一刀斎景久に試合を申込んで惨敗してその門人となり、兄弟子小野善鬼と3人で諸国を渡り歩いたという。やがて、善鬼と真剣勝負の末勝利して、景久の後継者として“瓶割刀”を授かり一刀流を継ぐ。この時徳川氏に仕え、2代将軍秀忠の剣術指南役を務めて上総に知行を得た。1600年関ヶ原の戦いにおいて、秀忠は信濃・真田氏が守る上田城を攻めに従軍し、“上田七本槍”に数えられるが、無断で秀忠の側を離れ、軍紀違反で真田信之預けとなっている。1615年大坂夏の陣においても、旗本と問題を起こして謹慎となる。小野派一刀流祖。