日経新聞による「ボーナスの使いみち」。
日経新聞による「ボーナスの使いみち」。
これから述べるのは、日経新聞が調べたボーナスの使いみち。
一言でいうと、今回のボーナスは「生活防衛」の色彩が強い模様だ。
なぜなら、
昨年よりもボーナスが増えると思う=15%
減ると思う =35%
50歳代では4割も「減る」と回答しているという。
住宅ローンの返済も、子供の教育もそろそろ終盤に差し掛かっているはず
だが、まだ、終わり切ってはいないこの時期のボーナスの減少は、痛い。
収入が増えないだけではない。
生活費が上がっている。
家計を圧迫している要因のトップが、食費。36%が答えている。
ガソリン代などを含む交通費も、29%がこのために家計が苦しいと言って
いる。
おかげでせっかくのボーナスも生活費の補てんに使わざるをえず、
40歳代、50歳代はボーナスの25%を生活費の補てんに充当し、
30歳代は17%、20歳代は12%がそうなる。
すべての年齢層をおしなべると、ボーナスのだいたい2割前後が生活補て
んだといいます。まあ、この物価高の折、それくらいはしかたないかも。
ボーナスの残りの使いみちはというと、
39%が貯蓄
13%が旅行・レジャー
10%が住宅ローンの返済
9%が耐久諸費財などの購入
8%が投資。