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木賀温泉

木賀温泉

木賀(きが)温泉は、宮ノ下温泉に近く、箱根七湯の中で二番目に長い歴史を持つ。
開湯は平安時代末期~鎌倉時代初期。治承・寿永の乱の折、源頼朝が家人、木賀善治吉成(きが ぜんじ よしなり)が合戦の折負傷し、箱根の山中に分け入ると、白狐が現れ、吉成を温泉に導いたという。その後その湯で傷を癒した吉成は合戦に戻り、合戦後その地の地頭 の任に就いた吉成により地名が木賀とされ、木賀温泉となる。吉成を導いた白狐は吉成の妻となり、死後、白狐稲荷として奉られる。
後、江戸時代には温泉奉行が置かれ、徳川家への献上湯となる。
現在は源泉がほぼ枯れ、木賀の湯に浸かることの出来る場所はない。
泉質は単純泉・アルカリ性単純泉、切り傷・神経痛・関節痛・冷え性に効く。