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毛利隆元

毛利隆元(もうり たかもと) 1523~1563 
○少輔太郎 備中守 大膳大夫
◇父:毛利元就 室:大内義隆養女(内藤興盛女) 子:毛利輝元、徳鶴丸
 幼少時は、周防・大内氏の下で人質として過ごした。父元就から家督を譲られ安芸・毛利氏当主となる。特に内政に抜群の手腕を持ち、温和な人柄で家中の信望厚かった。あまりの性格の優しさに、元就が一国を託すに不安を抱いた程の、戦国武将らしからぬ善人であった。各地を転戦するが、出雲・尼子氏攻略に向かう途上、備後・和智城主和智誠春に招かれ、食事の歓待を受けた後、急に苦しみだし亡くなった。毒殺ともいわれ、元就は悲しみの余り、誠春を含め疑わしい家臣を皆誅した程だという。