頼み方!!
頼み方!!
他人にものを頼む時、皆さんはどのような頼み方をしているでしょうか?
心理学的に分類すると以下のパターンがあるそうです。
1.相手が応じるまで繰り返し頼み込む
「三顧の礼」の例えがあるように、何度も頼むのは依頼するときの常套
手段です。
2.理由をとことん説明して、納得ずくで依頼に応じてもらう
依頼内容によって、「泣き落とし」のような情に訴えたり、専門的な知
識を引き合いに出して合理的に説明したりすることです。
3.役割関係や力関係を協調して依頼する
例えば、「上司としてのお願いだが~」とか、「私の影響力でこれまで
得をしてきたと思うが~」などと前置きしてから依頼することです。肩
書きや社会的な権威を利用した依頼法ともいえます。
4.第三者を介して依頼する
依頼相手の上司や親友、あるいは配偶者を通して、依頼の内容を伝えて
もらったり、説得してもらったりすることです。依頼相手の「頭があが
らない」という人物を見つけ出すのが決め手になるわけです。
5.社会的規範や道徳観を引き合いにして依頼する
日本古来の義理や人情に訴える方法です。「困っている人がいたら手助
けをするのが人の道だ」とか「助けてもらったら、そのお返しをするべ
きだ」などと、依頼に応じるように働きかけるものです。
いつも同じような依頼の仕方をするのではなく、相手との関係に応じて、
依頼内容によって、相手の人柄に従って、最適の方略をとってみてはいかが
でしょうか?