古代エジプト史略年表
古代エジプト史略年表
| 時代 | 主要王朝 | 主な国王名 | 主な出来事 |
| 先史時代 | |||
| 先王朝時代(BC5000～3000頃) | |||
| 初期王朝時代(第1～2王朝)(BC3000～2650頃) | 第1王朝 | ナルメル王 | BC3000頃 上エジプト出身のナルメル王(メネス王)がエジプト全土を統一。都をメンフィスと定める。 |
| ジュル王 | この頃、ヒエログリフによる文字体系や、1年を365日とする暦が成立。 | ||
| デン王 | 上・下エジプト王の称号の使用が始まる。 | ||
| セメルケト王 | |||
| 第2王朝 | ベルイブセン王 | ||
| カセケムイ王 | |||
| 古王国時代(第3～6王朝)(BC2650～2180頃) | 第3王朝 | ジェセル王セケムケト王フニ王 | 王の宰相イムヘテプ、階段ピラミッドを考案する。 |
| 第4王朝 | スネフェル王 | BC2610頃ヌビアやシナイ半島に遠征隊を派遣。レバノンより杉材を輸入、王権は最盛期を迎える。 | |
| クフ王 | BC2550頃クフ王が第1(大)ピラミッドを造営する。 | ||
| カフラー王 | 第2ピラミッドを造営。 | ||
| メンカウラー王 | 第3ピラミッドを造営。この頃から王権の衰退が始まる。 | ||
| シェプセスカフ王 | 南サッカラにマスタバ墳墓を造営。 | ||
| 第5王朝 | ウセウカフ王 | BC2490頃 第5王朝を開く。この頃、太陽神ラーが最高神となり、王の称号に太陽神の息子名が加わる。 | |
| サフラー王 | アブ・シールにピラミッドを造営。 | ||
| ニウセルラー王 | この頃、太陽神殿が建設される。 | ||
| メンカウホル王 | |||
| ウナス王 | ウナス王のピラミッド内部に初めて「ピラミッド・テキスト」が書かれる。 | ||
| 第6王朝 | テティ王 | ||
| ペピ1世 | |||
| ペピ2世 | 90年以上治世が続いたため、晩年には王権が弱体化。 | ||
| 第1中間期(第7～11王朝) | |||
| 中王国時代(第11～12王朝)(BC2040～1785頃) | メンチュヘテプ2世 | エジプトを再統一。 | |
| メンチュヘテプ3世 | BC2000頃 プントへ遠征隊を派遣。 | ||
| 第12王朝 | アメンエムハト1世 | BC1990頃 第12王朝を興す。北部のイチタウイに遷都。 | |
| センウセレト1世 | BC1950頃ヌビアのブーヘンに要塞を築き、第3急湍まで進出。 | ||
| アメンエムハト2世 | 紅海やプント国へ遠征。 | ||
| センウセレト2世 | この頃「シヌへの物語」が作られる。 | ||
| センウセレト3世 | BC1850頃 ヌビアとパレスティナに向けて軍事遠征を行う。 | ||
| アメンエムハト3世 | BC1800頃 ファイユーム地方の大規模な灌漑事業を完成させる。 | ||
| 第2中間期(第13～17王朝)(BC1785～1570頃) | 第13王朝 | 王権の弱体化により中王国は滅亡。 | |
| 第15・16王朝 | BC1720頃 エジプトの政治的混乱に乗じてアジア系民族ヒクソスがデルタ地域に第15王朝を樹立。エジプト史上初の異民族王朝が開かれる。 | ||
| アベピ王 | BC1680頃 別のヒクソスのグループが下エジプトを占領し、第16王朝を開く。 | ||
| 第17王朝 | アンテフ7世 | BC1650頃 テーベの地方貴族が第17王朝を興し、ヒクソスと対抗する勢力となる。 | |
| セケネンラー2王 | |||
| カーネス王 | |||
| 新王国時代(第18～20王朝)(BC1570～1070頃) | 第18王朝 | イアフメス王 | BC1565頃 エジプトからヒクソスを追放し、テーベに第18王朝を樹立。 |
| アメンヘテプ1世 | ヌビアとシリアに遠征。ヌビアを平定し、神殿を造営。 | ||
| トトメス1世 | BC1520頃 北はユーフラテス河畔、南はヌビアの第3急湍まで進軍。 | ||
| ハトシェプスト女王 | トトメス3世との共同統治を行う。 | ||
| トトメス3世 | ヌビアとアジアへの軍事遠征の結果、エジプトの領土は最大になる。 | ||
| アメンヘテプ2世 | 3度にわたりシリアへ軍事遠征を行う。 | ||
| トトメス4世 | |||
| アメンヘテプ3世 | BC1400頃 エジプト最盛期を迎える。 | ||
| アクエンアテン王アメンヘテプ4世 | BC1365頃 アテン神を唯一神とする宗教改革を行い、都をアケト・アテンへ移す。 | ||
| ツタンカーメン王 | BC1350頃 アメン神信仰を復活させ、都をメンフィスへ移す。 | ||
| アイ王 | |||
| ホルエムヘブ王 | エジプトの権威の復興を図り、アテン神殿を破壊。 | ||
| 第19王朝 | ラムセス1世 | BC1310頃 第19王朝を開く。 | |
| セティ1世 | この頃美術と文化が高く成熟、洗練される。 | ||
| ラムセス2世 | BC1275頃 「カデシュの戦い」でヒッタイトのムワタリ王と戦う。 | ||
| メルエンプタハ王 | |||
| セティ2世 | |||
| 第20王朝 | ラムセス3世 | BC1170頃 デルタ地域に侵入し「海の民」を壊滅。 | |
| ラムセス4世 | シナイ半島、ヌビアのブーヘンまで遠征。 | ||
| ラムセス6世 | |||
| ラムセス7世 | |||
| ラムセス11世 | BC1080頃 「新紀元」採用。 | ||
| 第3中間期(第21～24王朝)(BC1070～750頃) | 第21王朝 | スメンデス王 | BC1070頃 タニスに第21王朝を開く。 |
| パネジェム1世 | 上エジプト地方はテーベを中心としてアメン神官団の勢力下に置かれる。 | ||
| プスセンネス1世 | 上エジプトはテーベを本拠地とするリビア系の将軍たちの支配下におかれる。 | ||
| 第22王朝 | シェションク1世 | BC945頃 パレスティナ諸都市に軍事遠征し、エルサレムを奪略。 | |
| オソルコン2世 | |||
| 末期王朝時代(第25～30王朝)(BC750～305) | 第25王朝 | ビアンキ王 | BC750頃 デルタ地域に進軍し、メンフィスを占拠。 |
| シャバカ王 | BC700頃 全エジプトを再統一する。 | ||
| タハルカ王 | アッシリアの侵入より、ナパタの首都まで逃れる。 | ||
| （アッシリア支配） | BC667 アッシリアのアッシュールバニパル王がエジプトに侵入し、エジプトを属国化。 | ||
| 第26王朝 | プサメティコス1世 | BC664 第26王朝を樹立し、都をサイスに置く。 | |
| ネコ2世 | ナイル川と紅海の間に航行可能な運河を建設。 | ||
| アマシス王 | 古典文化の復興が行われる。 | ||
| 第27王朝 | カンビュセス2世 | BC525 アケメネス朝ペルシャ王カンビュセス2世がエジプトを征服し、ペルシャ支配王朝が始まる。 | |
| （第1次ペルシャ支配） | |||
| ダレイオス1世 | BC521 紅海を結ぶ運河を完成。 | ||
| クセルクセス1世 | BC480 サラミスの戦いでペルシャ軍がギリシャ軍に敗れる。 | ||
| 第28・29王朝 | BC404 ペルシャより独立。サイスに第28王朝誕生。 | ||
| アコリス王 | BC393 ギリシャと結び、ペルシャに対抗する。 | ||
| 第30王朝 | ネクタネボ1世 | BC380 第30王朝を樹立。 | |
| ネクタネボ2世 | BC350 ペルシャ王アルタクセルクテス3世率いる軍隊を撃退し、侵入を防ぐ。 | ||
| （第2次ペルシャ支配） | BC343 アルタクセルクテス3世がエジプトを征服し、再びアケメネス朝ペルシャの支配下に入る。 | ||
| アレクサンドロス大王 | BC332 エジプト征服。 | ||
| プトレマイオス朝(BC305～30) | プトレマイオス1世 | BC305 将軍プトレマイオスが即位し、プトレマイオス朝樹立。 | |
| プトレマイオス2世 | |||
| プトレマイオス5世 | BC196頃 ロゼッタ・ストーンが建立される。 | ||
| クレオパトラ7世 | BC30 アクティウムの海戦に敗れ、自殺。プトレマイオス朝滅亡。 | ||
| ローマ支配時代(BC30～ad395) | アウグストゥス帝 | BC30 エジプトはローマ帝国の支配下に入り、属州となる。 | |
| トラヤヌス帝 | ローマ帝国の領土最大に。 | ||
| テオドシウス帝 | AD391 異教禁止令を受け、各地の神殿が破壊される。 | ||
| ビサンツ時代(AD395～641) | AD395 ローマ帝国が東西に分裂。エジプトは東ローマ領となる。 |
| 首都：メン・ネフェル | ||
| 王朝名 | 在位（年） | 王名（英字表記） |
| 黎明期 | スコルピオン1世（Scorpion） | |
| 黎明期 | イリホル（Iry-Hor） | |
| 黎明期 | カー（Ka） | |
| 黎明期 | -3150～3125年頃 | スコルピオン2世（Scorpion II） |
| 第1王朝 | -3125～3062年頃 | ナルメル（Narmer） |
| 第1王朝 | -3062～3000年頃 | ホル・アハ（Hor-Aha） |
| 第1王朝 | -3000～2999年頃 | ジェル（Djer） |
| 第1王朝 | -2999～2977年頃 | ジェト（Djet） |
| 第1王朝 | -2977～2951年頃 | デン（Den） |
| 第1王朝 | -2951～2925年頃 | アネジイブ（Anedjib） |
| 第1王朝 | -2925～2916年頃 | セメルケト（Semerkhet） |
| 第1王朝 | -2916～2890年頃 | カア（Qa’a） |
| 第2王朝 | -2890～2847年頃 | ヘテプセケメイ（Hotepsekhemwy） |
| 第2王朝 | -2847～2808年頃 | ラーネブ（Raneb） |
| 第2王朝 | -2808～2761年頃 | ニネチェル（Nynetjer） |
| 第2王朝 | -2761～2753年頃 | ウェネグ（Weneg） |
| 第2王朝 | -2753～2733年頃 | セネド（Senedj） |
| 第2王朝 | -2733～2716年頃 | セト・ペルイブセン（Seth-Peribsen） |
| 第2王朝 | -2716～2686年頃 | カセケムイ（Khasekhemwy） |
| 首都：メンフィス | ||
| 王朝名 | 在位（年） | 王名（英字表記） |
| 第3王朝 | -2686～2668年頃 | サナクト（Sanakht） |
| 第3王朝 | -2668～2649年頃 | ジェセル（Djoser） |
| 第3王朝 | -2649～2643年頃 | セケムケト（Sekhemkhet） |
| 第3王朝 | -2643～2637年頃 | カーバー（Khaba） |
| 第3王朝 | -2637～2613年頃 | フニ（Huni） |
| 第4王朝 | -2613～2589年頃 | スネフェル（Sneferu） |
| 第4王朝 | -2589～2566年頃 | クフ（Khufu） |
| 第4王朝 | -2566～2558年頃 | ジェドエフラー（Djedefre） |
| 第4王朝 | -2558～2532年頃 | カフラー（Khafra） |
| 第4王朝 | -2532～2504年頃 | メンカウラー（Menkaura） |
| 第4王朝 | -2504～2500年頃 | シェプスセスカフ（Shepseskaf） |
| 第5王朝 | -2498～2491年頃 | ウセルカフ（Userkaf） |
| 第5王朝 | -2491～2477年頃 | サフラー（Sahure） |
| 第5王朝 | -2477～2467年頃 | ネフェリルカラー（Neferirkare） |
| 第5王朝 | -2467～2460年頃 | シェプセスカラー（Shepseskare） |
| 第5王朝 | -2460～2453年頃 | ネフェルエフラー（Neferefre） |
| 第5王朝 | -2453～2422年頃 | ネウセルラー（Niuserre） |
| 第5王朝 | -2422～2414年頃 | メンカウホル（Menkauhor） |
| 第5王朝 | -2414～2375年頃 | ジェドカラー（Djedkare） |
| 第5王朝 | -2375～2345年頃 | ウナス（Unas） |
| 第6王朝 | -2345～2333年頃 | テティ（Teti） |
| 第6王朝 | -2332～2283年頃 | ペピ1世（Pepi I） |
| 第6王朝 | -2283～2278年頃 | メルエンラー（Merenre） |
| 第6王朝 | -2278～2184年頃 | ペピ2世（Pepi II） |
| 王朝名 | 在位（年） | 王名（英字表記） |
| 第7王朝 第8王朝 | ? | ウアジカラー（Wadjkare） |
| 第7王朝 第8王朝 | ? | カカラー・イビィ（Qakare Ibi） |
| 第9王朝 第10王朝 | ? | メリイブラー（Meryibre） |
| 第9王朝 第10王朝 | ? | メリカラー（Merykare） |
| 第9王朝 第10王朝 | ? | カネフェルラー（Kaneferre） |
| 第9王朝 第10王朝 | ? | ネブカウラー・アクトイ（Nebkaure Akhtoy） |
| 第11王朝 | -2134～2117年頃 | アンテフ1世（Intef I） |
| 第11王朝 | -2117～2069年頃 | アンテフ2世（Intef II） |
| 第11王朝 | -2069～2060年頃 | アンテフ3世（Intef III） |
| 首都：テーベ | ||
| 王朝名 | 在位（年） | 王名（英字表記） |
| 第11王朝 | -2060～2010年頃 | メンチュヘテプ2世（Mentuhotep II） |
| 第11王朝 | -2010～1998年頃 | メンチュヘテプ3世（Mentuhotep III） |
| 第11王朝 | -1997～1991年頃 | メンチュヘテプ4世（Mentuhotep IV） |
| 第12王朝 | -1991～1962年頃 | アメネムハト1世（Amenemhat I） |
| 第12王朝 | -1971～1926年頃 | センウセレト1世（Senusret I） |
| 第12王朝 | -1929～1895年頃 | アメンエムハト2世（Amenemhat II） |
| 第12王朝 | -1897～1878年頃 | センウセレト2世（Senusret II） |
| 第12王朝 | -1878～1841年頃 | センウセレト3世（Senusret III） |
| 第12王朝 | -1842～1797年頃 | アメンエムハト3世（Amenemhat III） |
| 第12王朝 | -1798～1786年頃 | アメンエムハト4世（Amenemhat IV） |
| 第12王朝 | -1785～1782年頃 | セベクネフェル女王（Sobekneferu） |
| ヒクソスがエジプトを支配 | ||
| 王朝名 | 在位（年） | 王名（英字表記） |
| 第13王朝 | -1782～1778年頃 | ウガエフ（Wegaf） |
| 第13王朝 | ?～-1760年頃 | アメニ・アンテフ4世（Amenemhet VI） |
| 第13王朝 | -1760年頃 | ホル（Hor） |
| 第13王朝 | -1750年頃 | セベクヘテプ2世（Sobekhotep II） |
| 第13王朝 | -1747年頃 | ケンジェル（Khendjer） |
| 第13王朝 | -1745年頃 | セベクヘテプ3世（Sobekhotep III） |
| 第13王朝 | -1741～1730年頃 | ネフェルヘテプ1世（Neferhotep I） |
| 第13王朝 | -1730～1720年頃 | セベクヘテプ4世（Sobekhotep IV） |
| 第13王朝 | -1720年頃 | アイ（Ay） |
| 第13王朝 | ? | ネフェルヘテプ2世（Neferhotep II） |
| 第14王朝 | ? | ネヘシ（Nehesy） |
| 第15王朝 （ヒクソス朝） | ? | シェシ（Sheshi） |
| 第15王朝 （ヒクソス朝） | ? | ヤコブヘル（Yakubher） |
| 第15王朝 （ヒクソス朝） | ? | キアン（Khyan） |
| 第15王朝 （ヒクソス朝） | ? | アペピ1世（Apepi I） |
| 第15王朝 （ヒクソス朝） | ? | アペピ2世（Apepi II） |
| 第16王朝 | ? | アナテル（Anather） |
| 第16王朝 | ? | ヤコブアアム（Yakobaam） |
| 第17王朝 （テーベ） | ? | セベクエムサフ1世（Sobekemsaf I） |
| 第17王朝 （テーベ） | ? | セベクエムサフ2世（Sobekemsaf II） |
| 第17王朝 （テーベ） | ? | アンテフ7世（Intef VII） |
| 第17王朝 （テーベ） | -1633年頃 | サナクトエンラー・タア1世（Senakhtenre Tao I） |
| 第17王朝 （テーベ） | -1574年頃 | セケネンラー・タア2世（Seqenenre Tao II） |
| 第17王朝 （テーベ） | -1573～1570年頃 | カーメス（Kamose） |
| 首都：テーベ シリアまで領域拡大したためヒッタイトと戦闘を繰り広げる | ||
| 王朝名 | 在位（年） | 王名（英字表記） |
| 第18王朝 | -1570～1546年頃 | イアフメス1世（Ahmose I） |
| 第18王朝 | -1551～1524年頃 | アメンホテプ1世（Amenhotep I） |
| 第18王朝 | -1524～1518年頃 | トトメス1世（Thutmose I） |
| 第18王朝 | -1518～1504年頃 | トトメス2世（Thutmose II） |
| 第18王朝 | -1498～1483年頃 | ハトシェプスト女王（Hatshepsut） |
| 第18王朝 | -1479～1425年頃 | トトメス3世（Thutmose III） |
| 第18王朝 | -1453～1419年頃 | アメンホテプ2世（Amenhotep II） |
| 第18王朝 | -1419～1386年頃 | トトメス4世（Thutmose IV） |
| 第18王朝 | -1386～1349年頃 | アメンホテプ3世（Amenhotep III） |
| 第18王朝 | -1350～1334年頃 | アメンホテプ4世（Amenhotep IV） |
| 第18王朝 | -1336～1334年頃 | スメンクカラー（Smenkhkare） |
| 第18王朝 | -1334～1325年頃 | ツタンカーメン（Tutankhamun） |
| 第18王朝 | -1325～1321年頃 | アイ（Ay） |
| 第18王朝 | -1321～1293年頃 | ホルエムヘブ（Horemheb） |
| 第19王朝 | -1293～1291年頃 | ラムセス1世（Ramesses I） |
| 第19王朝 | -1291～1278年頃 | セティ1世（Seti I） |
| 第19王朝 | -1279～1212年頃 | ラムセス2世（Ramesses II） |
| 第19王朝 | -1212～1202年頃 | メルエンプタハ（Merneptah） |
| 第19王朝 | -1202～1199年頃 | アメンメセス（Amenmesse） |
| 第19王朝 | -1199～1193年頃 | セティ2世（Seti II） |
| 第19王朝 | -1193～1187年頃 | サプタハ（Siptah） |
| 第19王朝 | -1187～1185年頃 | タウセルト女王（Twosret） |
| 第20王朝 | -1185～1182年頃 | セトナクト（Setnakhte） |
| 第20王朝 | -1182～1151年頃 | ラムセス3世（Ramesses III） |
| 第20王朝 | -1151～1145年頃 | ラムセス4世（Ramesses IV） |
| 第20王朝 | -1145～1141年頃 | ラムセス5世（Ramesses V） |
| 第20王朝 | -1141～1133年頃 | ラムセス6世（Ramesses VI） |
| 第20王朝 | -1133～1126年頃 | ラムセス7世（Ramesses VII） |
| 第20王朝 | -1133～1126年頃 | ラムセス8世（Ramesses VIII） |
| 第20王朝 | -1126～1108年頃 | ラムセス9世（Ramesses IX） |
| 第20王朝 | -1108～1098年頃 | ラムセス10世（Ramesses X） |
| 第20王朝 | -1098～1070年頃 | ラムセス11世（Ramesses XI） |
| 時期については、第22王朝の末期（紀元前730年頃）まで、アッシリアによるエジプト征服（紀元前7世紀半ば）まで、或いはアケメネス朝によるエジプト征服（紀元前525年）までなど、様々な立場がある。紀元前7世紀の世界（西）©世界の歴史まっぷ | ||
| 紀元前7世紀 | ||
| 王朝名 | 在位（年） | 王名（英字表記） |
| 大司祭国家 （テーベ） | -1080～1074年頃 | ヘリホル（Herihor） |
| 大司祭国家 （テーベ） | -1074～1070年頃 | ピアンキ（Piankh） |
| 大司祭国家 （テーベ） | -1070～1032年頃 | パネジェム1世（Pinedjem I） |
| 大司祭国家 （テーベ） | -1054～1046年頃 | マサハルタ（Masaharta） |
| 大司祭国家 （テーベ） | -1045～992年頃 | メンケペルラー（Menkheperre） |
| 大司祭国家 （テーベ） | -992～990年頃 | スメンデス2世（Smendes II） |
| 大司祭国家 （テーベ） | -990～969年頃 | パネジェム2世（Pinedjem II） |
| 大司祭国家 （テーベ） | -969～945年頃 | プスセンネス3世（Psusennes III） |
| 第21王朝 （タニス） | -1069～1043年頃 | スメンデス1世（Smendes I） |
| 第21王朝 （タニス） | -1043～1039年頃 | アメンエムニスウ（Amenemnisu） |
| 第21王朝 （タニス） | -1039～991年頃 | プスセンネス1世（Psusennes I） |
| 第21王朝 （タニス） | -993～984年頃 | アメンエムオペト（Amenemope） |
| 第21王朝 （タニス） | -984～978年頃 | 大オソルコン（Osorkon the Elder） |
| 第21王朝 （タニス） | -978～959年頃 | サアメン（Siamun） |
| 第21王朝 （タニス） | -959～945年頃 | プスセンネス2世（Psusennes II） |
| 第22王朝 （ブバスティス） （リビア朝） | -945～924年頃 | シェションク1世（Sheshonk I） |
| 第22王朝 （ブバスティス） （リビア朝） | -924～889年頃 | オソルコン1世（Osorkon I） |
| 第22王朝 （ブバスティス） （リビア朝） | -890年頃 | シェションク2世（Sheshonk II） |
| 第22王朝 （ブバスティス） （リビア朝） | -889～874年頃 | タケロト1世（Takelot I） |
| 第22王朝 （ブバスティス） （リビア朝） | -874～850年頃 | オソルコン2世（Osorkon II） |
| 第22王朝 （ブバスティス） （リビア朝） | -850～825年頃 | タケロト2世（Takelot II） |
| 第22王朝 （ブバスティス） （リビア朝） | -825～773年頃 | シェションク3世（Sheshonk III） |
| 第22王朝 （ブバスティス） （リビア朝） | -773～767年頃 | パミ（Pami） |
| 第22王朝 （ブバスティス） （リビア朝） | -767～730年頃 | シェションク5世（Shoshenq V） |
| 第22王朝 （ブバスティス） （リビア朝） | -730～715年頃 | オソルコン4世（Osorkon IV） |
| テーベ | -870～860年頃 | ハルスィエセ（Harsiese） |
| 第23王朝 （レオントポリス） （リビア朝） | -818～793年頃 | ペディバステト（Pedibastet） |
| 第23王朝 （レオントポリス） （リビア朝） | -793～787年頃 | シェションク4世（Sheshonk IV） |
| 第23王朝 （レオントポリス） （リビア朝） | -787～759年頃 | オソルコン3世（Osorkon III） |
| 第23王朝 （レオントポリス） （リビア朝） | -764～757年頃 | タケロト3世（Takelot III） |
| 第23王朝 （レオントポリス） （リビア朝） | -757～754年頃 | ルドアメン（Rudamun） |
| 第23王朝 （レオントポリス） （リビア朝） | -754～715年頃 | イウプト（Iuput） |
| ヘルモポリス | ? | ニムロト（Nimlot） |
| ヘラクレオポリス | ? | ペフチャウアバステト（Peftjauabastet） |
| 第24王朝 （サイス朝） | -727～720年頃 | テフナクト1世（Tefnakht） |
| 第24王朝 （サイス朝） | -720～715年頃 | バクエンレネフ（Bakenranef） |
| 第22王朝の末期（紀元前8世紀後半）にはエジプトの中央権力は大いに弱体化し複数の王が並立する事態となった。 タニスに拠点を置く第22王朝、レオントポリスに拠る第23王朝、サイスの第24王朝、他にヘルモポリス、ヘラクレオポリスでも王を称する人物が現れた。 こうした分裂は外敵の侵入を誘発し、間もなくヌビア人の王ピアンキによってエジプトが征服された。これが第25王朝である。 | ||
| 王朝名 | 在位（年） | 王名（英字表記） |
| 第25王朝 （ヌビア朝） | -747～716年頃 | ピアンキ（Piankhi） |
| 第25王朝 （ヌビア朝） | -716～702年頃 | シャバカ（Shabaka） |
| 第25王朝 （ヌビア朝） | -702～690年頃 | シャバタカ（Shebitku） |
| 第25王朝 （ヌビア朝） | -690～664年頃 | タハルカ（Taharqa） |
| 第25王朝 （ヌビア朝） | -664～656年頃 | タヌトアメン（Tanutamun） |
| 第26王朝 （サイス朝） | -664～610年 | プサメティコス1世（Psamtik I） |
| 第26王朝 （サイス朝） | -610～595年 | ネカウ2世（Necho II） |
| 第26王朝 （サイス朝） | -595～589年 | プサメティコス2世（Psamtik II） |
| 第26王朝 （サイス朝） | -589～570年 | ウアフイブラー（Wahibre） |
| 第26王朝 （サイス朝） | -570～526年 | イアフメス2世（Ahmose II） |
| 第26王朝 （サイス朝） | -526～525年 | プサメティコス3世（Psamtik III） |
| 第27王朝 （第1次ペルシア支配） | -525～522年 | カンビュセス2世（Cambyses II） |
| 第27王朝 （第1次ペルシア支配） | -521～486年 | ダレイオス1世（Darius I） |
| 第27王朝 （第1次ペルシア支配） | -485～465年 | クセルクセス（Xerxes） |
| 第27王朝 （第1次ペルシア支配） | -465～424年 | アルタクセルクセス1世（Artaxerxes I） |
| 第27王朝 （第1次ペルシア支配） | -423～405年 | ダレイオス2世（Darius II） |
| 第27王朝 （第1次ペルシア支配） | -405～359年 | アルタクセルクセス2世（Artaxerxes II） |
| 第28王朝 | -404～399年 | アミルタイオス（Amyrtaeus） |
| 第29王朝 | -399～393年 | ネフアアルド1世（Nefaarud I） |
| 第29王朝 | -393～380年 | ハコル（Hakor） |
| 第30王朝 | -380～362年 | ネクタネボ1世（Nekhtnebef） |
| 第30王朝 | -362～360年 | ジェドホル（Djedhor） |
| 第30王朝 | -360～343年 | ネクタネボ2世（Nakhthoreb） |
| 第2次ペルシア支配 | -343～338年 | アルタクセルクセス3世（Artaxerxes III） |
| 第2次ペルシア支配 | -338～336年 | アルセス（Arses） |
| 第2次ペルシア支配 | -336～332年 | ダレイオス3世（Darius III） |
| マケドニア王国支配 | -332～323年 | アレクサンドロス3世（Alexander the Great） |
| マケドニア王国支配 | -323～317年 | ピリッポス3世（Arrhidaeus） |
| マケドニア王国支配 | -317～305年 | アレクサンドロス4世（Alexander IV） |
| 王朝名 | 在位（年） | 王名（英字表記） |
| プトレマイオス朝 | -305～282年 | プトレマイオス1世（Ptolemy I） |
| プトレマイオス朝 | -285～246年 | プトレマイオス2世（Ptolemy II） |
| プトレマイオス朝 | -246～222年 | プトレマイオス3世（Ptolemy III） |
| プトレマイオス朝 | -222～205年 | プトレマイオス4世（Ptolemy IV） |
| プトレマイオス朝 | -205～180年 | プトレマイオス5世（Ptolemy V） |
| プトレマイオス朝 | -180～164年 -163～145年 | プトレマイオス6世（Ptolemy VI） |
| プトレマイオス朝 | -145年 | プトレマイオス7世（Ptolemy VII） |
| プトレマイオス朝 | -170～163年 -145～116年 | プトレマイオス8世（Ptolemy VIII） |
| プトレマイオス朝 | -116～110年 -109～107年 -88～80年 | プトレマイオス9世（Ptolemy IX） |
| プトレマイオス朝 | -110～109年 -107～88年 | プトレマイオス10世（Ptolemy X） |
| プトレマイオス朝 | -80年 | プトレマイオス11世（Ptolemy XI） |
| プトレマイオス朝 | -80～58年 -55～51年 | プトレマイオス12世（Ptolemy XII） |
| プトレマイオス朝 | -58～55年 | ベレニケ4世女王（Berenice IV） |
| プトレマイオス朝 | -51～30年 | クレオパトラ7世（女王）（Cleopatra VII） |
| プトレマイオス朝 | -36～30年 | プトレマイオス15世（Ptolemy XV） |
