歴史・人名

泉胤政

泉胤政【いずみたねまさ(15??~1633)】

中郷泉館主。泉胤秋の男。通称藤右衛門。泉家に養子として入り、3,000石を領した。しかし幼かったため、父泉胤秋泉胤政の後見人として相馬家に入った。1597年、相馬義胤は居城を小高城を牛越城に移すにあたり、泉胤政も人夫を差し出したが、相馬義胤と泉胤政の人夫奉行が口論に及んだ。結果、泉胤政が謀反を企てたとして、相馬義胤は泉胤政追討勢を泉館に発した。泉胤政は相馬勢が来る前に館を焼いて相馬を出奔。会津の柳津へ逃れた。