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百済に関する百済無い話

百済に関する百済無い話

前回の記事では、帯方郡の位置が、今考えられている場所よりもっと北方ではないかと書きましたが、既にこのことは飯山一郎氏によって「百済=帯方=遼西」であると中国文献に載っていると公になっていました(汗)。

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梁書』百済伝
 其國本與句驪在遼東之東、晉世句驪既略有遼東、
 百濟亦據有遼西、晉平二郡地矣、自置百濟郡。
 >その国は、本は高句麗とともに遼東の東に在ったが、
 >西晋の時代、高句麗が遼東を略有すると、百済もまた
 >遼西の晋平二郡を占拠して、自ら百済郡を置いた。

宋書』百済伝
 百濟國,本與高驪倶在遼東之東千餘里,其後高驪略
 有遼東,百濟略有遼西。百濟所治,謂之晉平郡晉平縣。
 >百済国、本は高句麗とともに遼東の東に千余里に
 >在ったが、その後、高句麗が遼東を略有すると、
 >百済は遼西を略有した。
 >百済の治する所は、言うところでは晋平郡晋平県。

『通典』百濟伝
 晉時句麗既略有遼東、百濟亦據有遼西、
 晉平二郡。今柳城、北平之間。
 >晋の時代(265年-316年)、句麗は遼東を占領し、
 >百済もまた遼西、晋平の二郡を占拠した。
 >今の柳城(龍城)と北平の間である。

遼西にあった帯方郡から『魏志倭人伝』にしたがって『邪馬台国』を目指しても,決して日本列島に到着することはない.せいぜいソウル近辺までしか到達しない。『邪馬台国』の所在地。それはソウル近辺だ!

■「百済や帯方郡が遼西にあった」という証拠
http://grnba.com/iiyama/more3.html#TG0419

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邪馬台国は、、、ソウル近辺?

ALL韓国起源説の悪夢が、、、、
鉄板レースが、いきなりバッドロマンスに陥りそうな話です。

以上の中国文献からみて、梁書宋書の頃(万葉集の頃)、遼西(遼東半島の遼河以西地域 遼寧省西部)と晋平(河北省?…北京の南)に百済があったことは間違いなさそうです。しかも、こちらが本当の百済なのでしょう。

で、白村江の戦いが起きた地は、西朝鮮湾に注ぐ大同江か鴨緑江じゃないかと飯山氏は推測する。

百済
(百済の位置)

そして、倭が朝鮮半島中央部のソウル近辺あたりにいたのではないでしょうか!

ただし、倭というのは、別に日本だけを指す言葉ではなく、東アジアに国家成立しない状態で各地に偏在していた中国人勢力(日本でいう弥生人)のことをいい、当然、朝鮮半島や日本列島にも定住していた。ですから、邪馬台国がソウル近辺にあっても別段おかしいことではない。オイラはこの「倭」勢力の1つが日本列島で「大倭」(後の大和)を名乗っていて、それが卑弥呼の邪馬台国だと思っている。
※註 「倭」という字は「小さい」という意味合いであり、中華思想の元では周辺国は野蛮な国であり、【獣偏】を使った差別的な漢字を使用するのが普通なのに対し、【人偏】を使った著しく穏便な漢字を当て嵌めています。これは同胞であるという認識があったからでしょうか?

百済が現在の位置に矮小化された理由は、日本併合時の朝鮮総督府が満州の地名をせっせと朝鮮半島に移動させたからだという話がある。その理由は満州を中国でも朝鮮でもなく、どの民族の領有をも主張させずに空白地帯にする必要があったからだという。確かに、現在百済とされている場所からは百済らしいものが一切出土しておらず、オープンしたばかりのソウルにある「羅城百済博物館」の収蔵品は、七支刀、正倉院の碁盤、広隆寺木造弥勒半跏思惟像...等、日本にある百済関連品のレプリカばかりです。

やはり、百済は朝鮮半島には無かったのか、、、

7世紀の文献には日本の大王(倭の五王)と百済は通訳なしで会話できたと記されていることから、日本語は百済語は同じであり、よって現代日本語は百済語を元にして出来た朝鮮起源の言語であるという主張が韓国の学者から出されている。

オーマイガー!!!

かっぱえびせん、ポッキー、きのこの山、十六茶はいうに及ばず、侍、桜、剣道、空手、下駄、漢字、蚩尤(しゆう)も韓国起源とされてしまった昨今ですが、

日本語も韓国起源かぁ!!(滝汗)
※註 あまりにもウリジナルをコリエイトし過ぎだと思うが、劣等感を克服し国家アイデンティティ形成の為には形振り構わずといったところか、、、

しかし、現代の日本語と韓国語は大きく異なっています。これはいったい何故なのか? それは韓国語の元は新羅語であり、元々は百済語も新羅語も同じようなものであったが、新羅統一後、漢文をそのまま中国語読みしたことで音韻が増えていってしまい、現在のように21音も存在するようになってしまったのだという。これが現代の韓国語。一方、百済滅亡で日本に亡命渡来してきた百済語は朝廷で一般化し、また漢文をレ点...等を使って「訓読」する方法を発明した為に、音韻が増えることがなかったのだという。これが現代の日本語だというのです。

なるほど、なるほど、、、

確かに万葉集の和歌の枕詞には日本語では全く意味不明だが、古代韓国語ではそれなりに意味があるという。例えば「母」の枕詞「たらちねの」ですが、これは日本語で「オッパイの垂れた女性=母親」という解釈もありますが(爆)、古代朝鮮語では「慈しむ母」という意味となり、同じ内容を重積(ダブルミーニング)させて歌に詠んでいると云われています。また「奈良」に掛かる枕詞の「あおによし」の場合は「ごく薄い青色に見える」という意味になるという。上古の朝廷では多くの渡来人が官職に付いたこで公用語が朝鮮語であったと言われ、百済語=日本語はなかなか説得力のある説ではある。
※註 「たらちねの」は古代朝鮮語では他にも「垂れたチンポを引っ張り出す」という意味もあるとか、、、本当に古代朝鮮語なのか怪しくなってきたが、、、(爆)

ただし、百済には文字が存在してなく文献が存在していなかったので、百済語がどのような言葉であったのかがはっきりしていない現状では、この説は何ともいえない。百済に限らず日本語は高句麗、統一前新羅とも同じ言葉が多数存在するという指摘もあるほどなのです。一概に「百済語=日本語」とは言えない。

う~む、百済、新羅、高句麗とくれば、その元は「扶余」ですね。

つまり、百済も新羅も高句麗も元を正せば、騎馬民族「扶余」が関与して打ち建てた国であり、特に百済は兄弟部族の烏桓系を傀儡的に王とした国であって、王家は代々扶余族を偽装したと語り部はいっている。これらの国で使われた言語は扶余語であるが、実は、百済は支配者層と庶民では使う言語が違っていて、支配者層は扶余系で扶余語、庶民は韓人で馬韓語だったという。日本へは百済滅亡時に王族や多くの上流層が亡命してきたので、馬韓語を指す「百済語」というよりは扶余語が日本語の元となったといった方が正解じゃないかと思う。

実際、倭の五王は百済というよりも加羅国から来た扶余系の王家であることから、扶余語は百済語と同じであるといえるのでは?
※註 倭の五王「讃、珍、済、興、武」のうち最後の「武」は、百済王家からの婿入りしてきた百済昆支なので、百済と通訳無しで話せて当然なのだが、、、

日本語、韓国語ともに膠着語なのですが、これはフン族が元となったフィンランドやスキタイのトルコを始め騎馬民族が使う言語なのですが、実はシュメール人もフェニキア人も膠着語族だったのです。

縄文人(エドム人)であるアイヌは「孤立言語」で謎の言語ですが、日本の大多数を占める弥生人は中国長江出身の中国人であることから、日本語はシナ・チベット語族の中国語主体になるはずなのですが、何故か日本語は膠着語になっている。また日ユ同祖論を信じ「失われた十支族」全てが日本に渡来して国を作ったとしたならば、ヘブライ語主体となり、アフロ・アジア語族というイラクの言葉に近いものとなる筈なのですが、そうはなっていない。

これは何故なのだろうか?

多くの百済人が縄文人に立てられた傀儡王(天皇)を頼って亡命して来て支配者層を形成したので、アイヌ用語やヘブル人の用語も取り入れながらも、百済語(扶余語)が一般化して膠着語の日本語が出来ていったのでしょう。さらに遡れば、扶余語はフン族やフェニキア人、シュメール人にまで遡ることが出来、バビロン崩壊で「失われた十支族」は騎馬民族に合流し、ヘブライの言葉は単語のみが浸透して残っていったのかもしれない。この扶余語が日本語に渡り、ヘブル語と日本語に多くの音と意味が一致する言葉が多い理由だと睨んでいる。

一方、朝鮮人には日本人同様、漢民族以外にも女真、鮮卑、烏桓、様々な騎馬民族の血が混じっている。世界的にみれば、日本人と韓国人は非常に似た外見なのですが、言葉についても非常に似ている理由はこういったところからくるわけです。

ただ、日本人と韓国人の大きな違いはYAP遺伝子という太古からの遺伝子を保有しているかどうかの違いが大きい。この遺伝子は特にアイヌ(90%保有)、沖縄(80%保有)とチベットと地球海沿岸にのみ顕著にみられる古い遺伝子で、ある種、突然変異の因子なのです。これらアイヌ系と弥生人や扶余人...等の交雑(ハイブリッド)が現日本人というわけなのです。さらにエブス人やフェニキア人...その他諸々の血が混じっている。ここが人種意的な違いだろう。これが日本人ほどバラエティに富んだ顔付をしている単一民族はいないという理由でもある。

この古代遺伝子YAP因子が現在にまで残る不思議さには、きっと何かあると睨んでいます。つまり、本来の言霊の力を十二分に発揮するのはアイヌが使う謎の独立言語「アイヌ語」の方ではないかと密かに睨んでいるのです(ニタリ)。

この言語を使うことで、YAP因子が覚醒するやもしれんw

あるいは、これは人類初の「家畜人ヤプー」(ロボット人間)になる因子なのかもしれん(滝汗)

そういえば、去年9.11には百済との縁(ゆかり)発言をされた天皇陛下が北海道を訪れアイヌ舞踊を見学したといいますが、天皇家とは烏桓(百済)系エフライム族末裔でヘブル人直系そのものですが、この曰くありの月日にエルサレム先住民のエドム人末裔であるアイヌとの遭遇、、、しかも、病み上がりスグで無理を押しての訪問だったという。

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北海道を訪問中の天皇陛下は11日、白老町のアイヌ民族博物館を視察された。陛下はアイヌ民族の独特な文化について、展示を見ながら説明を受けた後、茅葺きの家「チセ」の中で、アイヌの古式舞踊をご覧になった。宮内庁によると、陛下は東日本大震災から半年の節目となったこの日の午後2時46分、東北の被災地に向かって黙祷された。皇后さまも皇居・御所で同様に黙祷されたという。

天皇陛下がアイヌの古式舞踊ご覧に(2011.9.11)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110911/imp11091119080001-n1.htm

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これはきっと何かあるなw

天皇家には凄腕の霊能力者が仕えているという噂があるが、今回3.11を予言した感のある日月神示は「アイヌの怨霊」だとも云われており、この訪問、きっと霊能力者のサジェスチョンがあったのかもしれないなぁ。


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