京極家（多度津藩）

江戸大名公家

京極家　多度津藩 十一割角立て四つ目 １万石
讃岐多度郡多度津（香川県仲多度郡多度津町）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　外様　陣屋
移封加減増履歴・元禄７年→讃岐多度津１万石

江戸城詰席・柳之間　子爵　上屋敷・麻布六本木
人口・全領地２万１６８７人、家数４９１２軒
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 明治２年現在
　

藩祖・高通（たかみち）
丸亀藩京極高豊の四男　母は塩津氏
生没・元禄４年（1691）～寛保３年（1743）
元禄７年（1694）父高豊の遺領から多度津１万石を分与される
従五位下壱岐守
享保２０年（1735）隠居
正室・母里藩松平直丘の娘
継室・交代寄合山崎義方の娘（義方の子孫は高直しにより明治元年に成羽藩を立藩）
子女・２代高慶　高伴

２代・高慶（たかよし）
高通長男　母は継室山崎義方の娘
生没・享保３年（1718）～宝暦６年（1756）
家督・享保２０年（1735）相続
従五位下出羽守
正室・久留里藩黒田直純の娘
子女・女子→伊予吉田藩伊達村賢室、離縁後に旗本藤堂良峯室　３代高文
治高（福岡藩黒田治之養子）

３代・高文（たかふみ）
高慶六男　母は正室黒田直純の娘
生没・宝暦３年（1753）～寛政８年（1796）
家督・宝暦６年（1756）相続
従五位下図書頭
寛政８年（1796）隠居
正室・不詳
子女・４代高賢

４代・高賢（たかかた）
高文長男　母は坂本氏　
生没・安永２年（1773）～天保９年（1838）
家督・寛政８年（1796）相続
従五位下壱岐守
天保４年（1833）隠居
正室・不詳
子女・５代高琢　高宝　
女子→伊勢崎藩酒井忠恒室

５代・高琢（たかてる）
高賢の子　母は某氏
生没・文化８年（1811）～慶応３年（1867）
家督・天保４年（1833）相続
従五位下大隅守
安政６年（1859）隠居
正室・丸亀藩京極高朗の娘
子女・養子高典（６代）

６代・高典（たかまさ）
高琢の弟高宝の子　母は某氏
生没・天保７年（1836）～明治３９年（1906）
家督・安政６年（1859）相続
従五位下河内守
正室・白河藩阿部正備の娘
継室・磐城平藩安藤信正の娘