卑弥呼

卑弥呼 (生没年不詳)

卑弥呼は、3世紀初め頃、約三十の小国を従えた邪馬台国連合の女王。しばしば魏に朝貢し、「親魏倭王」の称号と金印紫綬や100枚の銅鏡、真珠など王位の象徴物を授けている。大陸外交を展開して、中国史書にその名をとどめた(『魏志』の「倭人伝」)。日本に関する記録上、名前が明らかにわかる最初の人物。