太原崇孚

太原崇孚

たいげん すうふ
1496~1555
別:〇庵原氏 雪斎
父:◇庵原左衛門尉

駿河・今川氏重臣。禅僧で駿河・臨済寺開祖。太原は字。今川義元の教育係を務め、その家督相続(花倉の乱)に貢献する。義元が当主となってからは軍師として諸戦に活躍、1548年小豆坂の戦いでは義元の将として尾張・織田信秀を敗り、捕まっていた松平元康を助けた。また、外交面にも力を発揮、武田、北条との甲相駿三国同盟"善徳寺の会盟"を成立させる。義元の片腕としてその繁栄を支えるが、60歳で没。以後今川氏も衰勢の一途をたどるが、雪斎が存命なら桶狭間の敗北はなかったとも…。


庵原左衛門尉━━━太原崇孚