本庄繁長

本庄繁長

(ほんじょう しげなが)
1539~1613 
○千代猪丸 弥次郎 雨順斎全長 越前守 大和守
◇父:本庄大和守房長 
子:本庄豊後守顕長、大宝寺出羽守義勝、本庄長房、久長、竹丸重長

 桓武平氏流畠山重忠弟重宗後裔。越後・村上城主。父房長を討ったその実弟小川長資を敗死させ当主となる。1558年以後、越後・長尾氏に仕え功を重ねた。1568年甲斐・武田氏に誘われ叛き、1年に亘り籠城を続けた末和睦する。1578年御舘の乱では、子顕長が景虎方についたのに対し、景勝方に与した。1588年、出羽庄内攻めにおいても、抜群の働きを示し、最上義光等の軍勢を討ち破る。後に一時浪人するが、上杉氏の会津移封後帰参、米沢移封後は信夫郡福島城代となり、攻め寄せる伊達政宗の大軍を奇策にて散々に討ち破った。