松田憲秀

松田憲秀

(まつだ のりひで)
????~1590

○尾張守
◇父:松田顕秀?康光? 弟:松田筑前守康定?康郷? 子:笠原新六郎政堯、松田左馬介直憲
 相模・大庭氏の流れ。相模・北条氏譜代の重臣。豊臣秀吉の小田原征伐の際、籠城策を主張した。しかし籠城中、秀吉方堀秀政の誘引を受けて、嫡男政堯らと共に寝返ろうとしたが、2男直憲がこれを密告、未然に発覚し捕らえられる。重臣筆頭の内応発覚は城内に少なからず動揺を与え、これが落城を早めたといわれる。小田原開城の時、秀吉の命で切腹させられた。