森長可

森長可(もり ながよし) 1558~1584 
○長一 武蔵守
◇父:森可成
 父可成二男。尾張・織田信長臣。父死後、その遺領を継いで、美濃・金山城主となる。東美濃衆をまとめ、信長嫡男信忠に仕えた。甲斐・武田氏攻めでは、先鋒を務めて活躍、“鬼武蔵”の異名をとった。信長没後は羽柴秀吉に臣従。長久手の合戦で討死。この合戦直前、尾藤知宣に「決して自分の娘は、武士の妻などにはせぬように」と遺言を残している。