泉胤定

泉胤定【(15??~1568)】

通称は左衛門太夫。泉村の泉家菩提寺宝月山東泉院を再興し、中興開基となった。東泉院はもともと下総国相馬郡泉村の泉屋敷の東に建てられていた寺院で、泉家が相馬重胤とともに陸奥国行方郡に移り住んだ際、東泉院もともに移り、泉家の菩提寺として続いた。後嗣がなく、三春城主・田村一族の中津川家より中津川大膳が泉家を相続し、泉大膳亮胤秋を称した。