留守政景

留守政景

るす まさかげ
1549~1607
別:〇雪斎 六郎、従五位下、上野介、岩切城主、利府城主、1604-1607 一関城主
父:◇奥州探題 伊達晴宗 養父:留守顕宗
室:留守顕宗女、正室:竹乙(父:黒川晴氏)黒川左馬頭晴氏女
子:1590-1638 伊達宗利、天童重頼

出羽・伊達氏一族だが、19歳にて陸奥留守職の後裔、留守氏に入嗣して当主となり、家中の反伊達勢力を一掃して纏め上げる。以後伊達氏の麾下諸戦に活躍。また人情厚く、外交手腕にも優れていた。当主政宗の代にあってもその信頼は厚く、一族の重鎮として重きをなした。1588年5千の兵を率いて大崎氏と戦うが、却って大敗に喫し、窮地を舅黒川晴氏の配意に救われる。1592年朝鮮の役では、朝鮮各地を転戦、1600年最上氏を援け、越後・上杉氏の大将直江兼続と互角の戦いをした。


伊達晴宗━━━留守政景
留守顕宗………留守政景━┳━伊達宗利
            ┗━天童重頼


伊達氏


→ 伊達 家・氏 系図