人名ら

雷電為右衛門(らいでんためえもん)? 1767‐1825
1767‐1825(明和4‐文政8)
江戸中期の強豪大関。信濃国小諸在大石村(現,長野県小県郡東部町滋野大石)に生まれる。本名関太郎吉。村の庄屋に見いだされ,浦風部屋の隠し道場で稽古を積み,23歳のとき江戸に出て入門。1790年(寛政2)いきなり西関脇に付け出されたが,入門前の88年雲州(松江)の松平侯に召し抱えられた。95年谷風亡きあと大関に昇進。6尺6寸(197cm),45貫(169kg)の巨体から繰り出す怪力のため,張り手,鉄砲(突っ張り),かんぬきの3手を禁じられたという伝説を,現役時代に生んだ。