雍仁親王

雍仁親王

やすひとしんのう
 明治 35年(1902)~昭和 28年(1953)

別:
淳宮(あつのみや)、秩父宮(ちちぶのみや)、陸軍少将
父:
大正天皇の第2皇子
室:
松平勢津子(父:陸奥会津藩主家分家当主 松平恒雄)

明治35-昭和28(1902-1953)。皇族。大正天皇の第2皇子淳宮(あつのみや)として生まれ、成人して秩父宮家を創立。さまざまなスポーツを愛好し“スポーツの宮様”として親しまれました。昭和3年(1928)旧会津藩主・松平家の勢津子と結婚。第二次大戦中は陸軍に入り、陸軍少将にまでなりましたが、一方で肺結核を病み、戦後は療養生活を送りながら執筆活動を行いました。

港区とのかかわり
ラグビーの聖地に名を残す“スポーツの宮様”
登山やスキーなど、広くスポーツ好きで知られた雍仁親王ですが、とりわけラグビーは、日本ラグビー協会総裁を務めるなど、その振興に尽くしました。昭和28年(1953)に雍仁親王が亡くなると、それまで「東京ラグビー場」という名称だった北青山2丁目の競技場は「秩父宮ラグビー場」と改称。昭和22年(1947)に完成以来、数々の名試合が行われ、今では日本のラガーマンたちの聖地となっています。



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