高市皇子

高市皇子

たけちのおうじ
 白雉5(654)~持統10(696).7.10.

別:
690-696 太政大臣
父:
天武天皇
室:
妃:御名部皇女(父:天智天皇
女:
子:
676-729 長屋王、-745 鈴鹿王、山形女王

天武天皇の第1皇子。母は胸形君徳善の娘,尼子娘 (あまこのいらつめ) 。壬申の乱には,大海皇子 (天武天皇) のもとに走り,軍を統率して大いに活躍。持統3 (689) 年皇太子草壁皇子が死ぬと,翌年太政大臣になった。持統天皇を助けて政治万般にあたり,藤原京の建設にも貢献した。食封 (じきふ) も 5000戸に上り,香具山のふもとに広大な宮殿を営んだという。『万葉集』には十市皇女の死を哀傷した短歌3首が収められている。柿本人麻呂が,皇子の死をいたんだ挽歌は有名。その墓所は明らかでない。



天武天皇━━━高市皇子━┳━長屋王
            ┣━鈴鹿王
            ┗━山形女王


天皇家


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