【英会話】「You could say that !」ってどんな意味?
英会話講師 せいたろー英会話講師 × 海外IT企業勤務
10/19(木) 15:00

こんにちは、せいたろーです。
カナダ、バンクーバーに3年間留学していました。
現在は英会話講師として働いています。

留学中、友だちに「最近、忙しかったの?」と尋ねると、
You could say that !」との返事。

直訳すると、
「You could say that.」
(あなたはそれを言うことができる)
こんな意味です。

分かるようで分からない一言。
実はこのフレーズ、英語のあいづち表現の一つなんです。

今回はこの「You could say that !」の意味と使い方についてご紹介します。

You could say that ! 「まあそんなとこだよ」

相手の発言に対して、あいまいに肯定する時のあいづち表現です。

完全には同意できないけど、それほど違うわけでもない。
そんな気持ちを表す英語フレーズです。

例文1

A : You have been busy lately ?(最近、忙しかったの?)*lately : 最近
B : You could say that.(まあそんなとこだよ。)

例文2

A : This movie was exciting, wasn't it ?!(この映画、面白かったよね。)
B : Yeah, you could say that.(うん、そうかもね。)

You could say that !の「could」を「can」に代えて、

You can say that ! 「その通りだね」

You "could" say that !よりも確信度が高く、
相手の意見に対して同意を表すことができます。

例文3

A : Learning a new language is hard work.(新しい言語を学ぶのは大変だよね。)
B : You can say that.(その通りだね。)

例文4

A : This traffic is awful.(この渋滞、最悪だよね。)
B : You can say that.(本当にそうだよね。)

でも、なんで「could」と「can」でこんな違いが出るのでしょう?

couldとcanの違い

学校では「can(〜できる)」の過去形が「could(〜できた)」と習います。
その意味でも使われますが、実は他のニュアンスもあるんです。

canは「推量(〜の可能性がある)」という意味もあります。

・It can rain later today.(今日は後で雨が降る可能性がある。)

「〜できる」だけじゃないんですね。

なのでその「〜の可能性がある」のニュアンスを「could」で表すと
その可能性が下がり、会話ではより控えめな言い方になるんです。

なので

・You can say that ! 「その通りだね」
You could say that ! 「まあそんなとこだよ」

といったニュアンスの違いにつながるんですね。
ぜひこの感覚を覚えておいてください。

まとめ

・You can say that ! 「その通りだね」
You could say that ! 「まあそんなとこだよ」


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Last-modified: 2024-04-09 (火) 10:18:19