メール送受信で文字化けする場合の対処法-Mac編
メール送受信で文字化けする場合の対処法[Mac編]
&ref(): File not found: "ita110310-1.gif" at page "メール送受信で文字化けする場合の対処法-Mac編";;
メールの送受信を行なう際、相手から「文字化けしているよ」といわれることはないでしょうか?その理由と3分でできる対処法をご紹介。今回はMacでトラブルが起きる場合を解説します。
なぜ文字化けするのか?
これはほとんどの場合文章の文字コードが違うために生じます。文字コードとは、ひらがなや漢字それぞれに番号を振り、この文字を表示するにはこの番号(コード)を、というルールのことですが、言語によって使うルールが違ってきます。
しかも日本語の中でもITの発展の歴史の中で数種類分かれており、メールを送受信する相互の使うコードが違う場合、相手に違う文字が表示されて「文字化け」が起きてしまう訳です。
現在のところ、世界的な基準としては「UTF-8」という文字コードが標準化してきています。しかし日本国内の場合「ISO-2022-JP」を使っておく方が無難。
なぜ相手は違う文字コードを使っているのか?
相手も同じ文字コードを使っていてくれたらこんなトラブルは起きないのに、なぜ違ってくるのか?それは主にメールソフト(メールクライアント)が既定で使っている文字コードが違ってくるために生じます。
Macの場合、標準で搭載されているメールソフトMailの既定の文字コードは「UTF-8」。相手がWindowsであってもほとんどのメールソフトにはこの文字コードが搭載されているのでちゃんと表示されるはずですが、そうでないときに文字化けが発生します。
これはTiger, Leopard, Snow Leopardどのバージョンでも起きうるもののようです。
またもう一つよくある事例。それは相手に返信を行なったとき、文字化けしてしまう現象です。
返信として送った場合、相手の文字コードとして扱われるので、こちら(送った側)の文章が相手の文字コードとして表示され化けてしまうことがあります。
とくに多いのが、相手が古い「Microsoft Outlook」メールソフトを使っている場合。 「Shift_JIS」文字コードを使っており、Mailでも表示できるはずですがメールヘッダにこの指定がされていないケースが多く、文字化けする場合があります。
文字コード問題は奥が深いためその他ケースが分かれてくるかもしれませんが、国内のメールソフトで一般的な「ISO-2022-JP」としておく方が問題が少ないためおすすめです。
解決方法
MacのMailはまずはじめに終了させておいてください。
そしてアプリケーションの「ターミナル」を起動します。
「アプリケーション」の中の「ユーティリティ」内の、「ターミナル」をクリック。
アクセスはFinderからでも、Dockの「アプリケーション」エイリアスからでもOK。
&ref(): File not found: "ita110310-3.gif" at page "メール送受信で文字化けする場合の対処法-Mac編";;
登場したターミナルの画面に、以下の文章を入力し、「return」キーを押します。
defaults write com.apple.mail NSPreferredMailCharset “ISO-2022-JP”
画面にはとくに変化は起きないですが、これで設定完了です。
念のためテストメールを自分宛に送り、文字コードが変わっているかをメールヘッダから確認します。
テストメールを表示した際、上部タスクバーの「表示」→「メッセージ」→「すべてのヘッダ」をクリックします。
この中の「Content-Type」という項目が「iso-2022-jp」なっていれば設定成功です。
&ref(): File not found: "ita110310-4.gif" at page "メール送受信で文字化けする場合の対処法-Mac編";;
Content-Type: text/plain; charset=iso-2022-jp
この上で「文字化けしちゃってるヨ」という声がなくなってきたら一安心。
MAC OSX メールで送信時の文字化け対策
マックを使用していると、受け取った側がメールが文字化けしてる!
とよく怒られますよね。これはUTF-8という文字コードがデフォルト設定になっているからなんです。
日本では、まだメールソフトによってはこれに対応していないものもあるので文字化けしてしまう。
これを修正するのは、実はそれほど難しくないのです。
iso-2022-jpの文字コードを使って送信するようにしてあげることで、受け取った側が文字化けなく
読むことができます。
方法は2種類あります。
1.こちらはメールソフトのプラグインとして導入し対応する方法。(簡単)
http://sourceforge.jp/projects/letter-fix/
2.通常GUIで修正できないシステム設定から文字コードを変更する方法(簡単だけど、ターミナル慣れてない人には1番が簡単)
アプリケーションからユーティリティへ行きそしてターミナルを開いて、下記のコマンドを投入します。
defaults write com.apple.mail NSPreferredMailCharset “ISO-2022-JP”
これで、皆さんから文句言われません。