世界史
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''旧石器時代以前''
''地球の誕生''
***''ある星の最後''48億年前 [#r6cd1030]
&br;
:''-4800000000''|&br;''ある星の最後''&br; 今...
:''-4600000000''|先カンブリア代[46億年前か...
:''-4300000000''|''原始生命の誕生''&br; 生命...
:''-4000000000''| 太古代[40億年前~25億...
:''-3800000000''|38億年前 最古の痕跡 炭素...
''光合成生物の誕生と磁気圏の成立''
''光合成生物の誕生''
今から約32億年前に、それまでと異なる、ある特徴を持っ...
それは、光を使用することによってエネルギーを作り出す生...
それまでの生命は硫化水素など環境中にある栄養分を分解す...
シアノバクテリアと呼ばれる彼らは、光合成を行う細菌です...
自分でエネルギーを作り出す仕組みを獲得したことにより、...
''磁気圏の成立''
約27億年前になり、環境に一つの変化がありました。地球...
それまで太陽風により地球まで到達していた生命に有害な荷...
このことは、海面近くの光が届く環境でも生命が存在できる...
海面近くの環境の危険性が低下したことによって、光合成を...
荷電粒子の存在はオーロラの存在でうかがい知ることができ...
この時進入した電子が大気中の酸素・窒素原子と反応を起こ...
''磁場の逆転現象''
地球は今も磁石として働いています。現在北極はS極、南極...
ペルム紀末・三畳紀末・白亜期末の大絶滅の前には、数百万...
:''-3500000000''| 35億年前 最古化石 原核...
:''-3260000000''| 直径478kmの小惑星衝突...
:''-3000000000''| ~25 火成活動で小大陸・...
:''-2700000000''| スーパープルーム発生(マン...
:''-2500000000''| 原生代[25億年前~5億7...
''酸素による環境汚染''
シアノバクテリアは、光合成により効率的に大きなエネルギ...
二酸化炭素を光と反応させることによりその廃棄物として酸...
それまでに現れていた生物は酸素のない環境でしか生きられ...
シアノバクテリアによって作り出された酸素は、最初は海洋...
27~20億年前の短期間に、海洋中の鉄は酸化鉄となって...
鉄を全て消費すると、次第に海洋中の酸素濃度が上昇してき...
環境が変化したとき、その変化に耐えることができない生物...
酸素は、今でこそ、環境中になくてはならない存在ですが、...
今の人間による環境破壊とは、比べものにならない規模で、...
かくして、生命史上最大の危機が訪れます。
''危機が招いた進化''
''細菌の進化と真核生物の誕生''
酸素が増加して環境が変化してきた時点では、生物界には大...
最初に誕生した生命は自然にある硫化水素などの栄養資源を...
そこから資源のないところでも自分自身で栄養を作り生きて...
その増殖に伴い海の底に沈んでいき、たまった細菌の死骸は...
真生細菌の進化は自分で栄養を作り出す生産者としての進化...
細菌類は小さな体で最小限の遺伝子を持ち、増殖スピードを...
最初、原始真核生物は酸素のない海の底で暮らしていました。
20億年前頃、酸素が増えることにより、環境が変化します...
しかし、危機にさらされた生命は危機を乗り越えるために次...
ひとつめは「酸素分解酵素」です。酸素が遺伝子を傷つける...
さらに重要なのがふたつめの「異なる生命の取り込み」です...
太古の昔に生命の取り込みが行われていた証拠は、僕達の体...
ミトコンドリアを得ることにより、それまで毒物でしかなか...
酸素に対抗する能力を持てなかった生命は死滅するか、ある...
今僕たちの細胞の中にあるミトコンドリアは核の中の遺伝子...
また、ミトコンドリア以外にも、べん毛や葉緑素など、この...
光合成細菌が出した酸素による環境汚染は、生物に新たな進...
別の生命を取り込み、その生命が持っていた特異な機能を自...
こうして約20億年前に本格的な真核生物が誕生します。大...
細菌類は現在でも衰えることなく繁栄を続けてはいますが、...
''「動物」と「植物」の誕生''
光合成細菌を取り込んで自分の中で光合成をするようになっ...
もともと、「光エネルギーを栄養分に作り替える」という能...
葉緑素を持たなかった(もしくは持っていたが途中で放棄し...
植物は動けないのではなく、動かなくても栄養を得ることが...
環境が今ふさわしいものであれば変わる必要はありません。...
-2400000000
ヒューロニアン氷河形成
-2200000000
ヌーナ(ニーナ)大陸形成開始(北米大陸程度)
''地球の冷却''
''地球の冷却''
地球が出来てまもなく、二酸化炭素が多く含まれる大気に覆...
地球を高い濃度で覆っていた二酸化炭素は、時間の経過と共...
最初は化学的な反応によるものです。海中への取り込みと石...
そして、やがて生物が地球上で数を増していくと、生物によ...
また大陸の成長と分裂の繰り返しも二酸化炭素濃度の変動と...
パンゲア以前の超大陸としては、約19億年前のヌーナ超大...
超大陸が成立するときは、火山活動が減り、二酸化炭素濃度...
二酸化炭素の減少と共に、その温室効果は減っていき、次第...
原初においてオレンジだった空は、大気中の酸素濃度が増加...
二酸化炭素が減るということは地球から熱が逃げやすくなる...
約7.5~6億年前には地球は大きな氷河期に突入しました...
地球の表面を氷が広く覆うようになると、太陽の光は氷に反...
温暖化効果の減少と太陽光の反射によって、地球表面は加速...
それ以前にも地球は何度か氷河期を迎えていたそうですが、...
この時の氷河は赤道周辺まで至り、あたかも地球が雪球のよ...
表面を氷に覆われた地球において、生命は海底深部や地球深...
''火山活動と地球の温暖化''
氷に包まれれば光も海中に差し込みません。生命は再び絶滅...
それを救ったのは火山活動です。地球自体の温度が下がり、...
また、大陸の分裂時には活発な火山活動が起こります(後述...
火山活動により地球内部からもたらされた二酸化炭素により...
またマグマの上昇によって大陸生成がさらに進んでいきます。
地球の核との熱のやりとりはプルームの動きによりなされま...
-2000000000
20億年前
全球凍結
20~17億年前 葉緑体の取り込み
-1900000000
スーパープルーム発生(マントルオーバーターン:大対流) ...
-1800000000
~15 コロンビア大陸
18億年前 ヌーナ超大陸
-1700000000
ヌーナ超大陸の分裂
-1500000000
~10 パノティア大陸
-1100000000
三大陸合体へロディニア超大陸形成開始
11億年前 ロデニア大陸
-1000000000
~7 ロディニア超大陸形成 多細胞生物
-800000000
8億年前 有性生物
大規模氷河期(全球凍結)? 太平洋スーパープルーム発生
-750000000
海水がマントルに流入(逆流)開始 ※スーパープルームへつ...
''生物進化の前夜(先カンブリア紀)''
''種の多様化前の環境''
地球の冷却と凍結は生命に危機を及ぼしますが、それが過ぎ...
生物進化の準備段階として、大陸の合体・分裂の中で「浅瀬...
1)まず大陸の合体によって大きな大陸が成長していきます。
2)成長した大陸は地球の冷却により氷河で覆われます。
3)その後氷が溶け、海水が大陸の上に進入すると広い浅瀬が...
浅瀬は生物の繁殖に適した環境となります。
浅瀬においては光が下まで届き、死滅した生物は沈んで有機...
また、大陸の形成により、堆積岩の中に有機物が取り込まれ...
''多細胞生物の誕生''
最初は小さな単細胞として誕生した生命は、利用できるエネ...
単細胞生物の中にも、お互いがくっつきあって生きているも...
よりたくさんのエネルギーを扱い体を大型化させるには、一...
機能を特化させることにより、体の仕組みは複雑になってい...
''エディアカラ生物群''
約6億年前の先カンブリア紀に海洋中でエディアカラ生物群...
このころの生物は外骨格もない柔らかい体の生物ばかりであ...
どんな生物がいたのか、どの生物から次の世代の生物が生ま...
生命が進化をしていく方向を模索していた段階だったのかも...
-700000000
ゴンドワナ大陸形成開始(東・西ゴンドワナ) スーパープ...
-600000000
6億年前 ゴンドワナ大陸
エディアカラ生物群
6億年前
全球凍結
全球凍結全まえは、地表にはまだ生物はいない
酸素濃度は現在の1/20
海洋中
・エリベン毛虫
・光合成生物
・メタン菌
光合成生物とメタン菌のバランスが変化
酸素の増加、メタンの減少により寒冷化
数百万年の間、1000mまで凍結
微生物から大型生物へ
全球凍結後生物は体長30cmに
プテリデニウム
ヨルギア
キンベリア
他 脊椎動物の祖先も
氷河の大崩壊、全球凍結の終わり
酸素の激増
-50℃→+50℃へ
ハイパーハリケーンの発生
海洋の撹拌により、栄養分が撹拌される
光合成生物の繁殖
酸素の排出
酸素濃度20%
大量の酸素によりコラーゲンを生成
→大型生物に進化
エディアカラ生物群(ウミエラの先祖)
大陸の移動
''カンブリア紀の大爆発(古生代前半)''
''カンブリア紀の大爆発''
約5億5千年前、それまで数十数種しかなかった生物が突如...
様々な形態を持った生物が現れる中から現在まで続く基本的...
先カンブリア紀には、それぞれの系統の祖先が、それぞれの...
いろいろな体のつくりを持っていた生物が、外見的にも多様...
外見的な多様性を持つに至ったきっかけは、まだ明らかには...
このころ固い殻を持った生物が多数誕生しています。食べら...
''種の多様化の背景''
多様化することができた背景には、細胞が核膜を得たことが...
遺伝子情報が細胞の中にまばらに存在している原核生物に比...
原核生物は生きるのに必要な最低限の遺伝子だけしか持てま...
また9億年前頃から有性生殖というメカニズムが現れたのも...
有性生殖においては、二つの個体が遺伝情報を半分ずつ出し...
無性生殖を行う生物では、細胞が二分裂し、自分と同じ個体...
有性生殖を行う生物では、遺伝的な揺らぎの中で、少しずつ...
生物は、これまでの「増える」という原理に加え、もうひと...
それに加え、原核生物では染色体を1本しか持っていないた...
それらにより生物はいろんな進化の可能性を模索することが...
''脊椎動物の誕生''
バージェスモンスター達はやがて進化の途中で姿を消します...
脊索動物は現在でもホヤとして残っています。ホヤの成体は...
''魚類の誕生''
古生代前半の間に魚類が出現します。最初の魚はひれも顎も...
当時の海の覇者はオウムガイというイカの祖先であり、魚が...
-575000000
カンブリア紀[5億7500万年前~5億900万年前]
古生代[5億7500万年前~2億4700万年前]
古生代(カンブリア紀~二畳紀(ペルム紀))(5億7500...
無脊椎動物の大発生、巨大大陸ゴンドワナランド形成 -5...
-550000000
南太平洋スーパープルーム活発化 ゴンドワナ超大陸の出現...
-540000000
カンブリア大爆発
-530000000
バージェス動物群 大気中の二酸化炭素量現在の15倍以上
-509000000
オルドビス紀[5億900万~4億4600万年前]
あごをもたない魚類(無顎類)出現、大陸の移動開始 -4...
''陸上への進出(古生代後半)''
''生命の地上進出と当時の環境''
大気中に増え、成層圏まで達した酸素によって5億年前にオ...
活発なプレートの活動によって大陸同士はぶつかり合い何度...
約4億年前にも2つの大陸がぶつかり大きな山脈が出来まし...
''植物の地上への進出''
陸の上は、海に比べ、植物にとってもより生育には厳しい環...
この頃にはいくつかの藻類が現れていました。それぞれが持...
緑藻類が持つ色素(クロロフィル)は広い波長の範囲の光を...
従って、陸上へ進出する植物は緑色の色素を持つ緑藻類から...
紅藻類から地上進出が行われていたとしたら、もしかしたら...
約5億年前頃からコケ植物、続いてシダ植物が水際に沿って...
4億5千万年前頃に誕生したシダ植物では、葉・茎・根のし...
しかし水分運搬の仕組みはまだ不完全であり、しかも繁殖に...
それでも、それまで岩石に覆われたただの荒れ地だった地上...
3億5千万年前頃には、地球最初の森が誕生したと言われて...
''昆虫類の地上への進出''
植物の上陸に続き、約4億年前頃から昆虫類も地上に進出し...
昆虫類は脊椎動物よりも約4000万年早く陸上に進出する...
小さな体と発達した外骨格が陸上での生活に早く適応するこ...
彼らの呼吸方法も、陸上に進出する上でほぼそのまま用いる...
水の中にいる間は、酸素を含んだ水を気門から取り入れるこ...
脊椎動物では空気中の酸素を取り込むための仕組みをいちか...
現在では、昆虫は比較的小さな体をしていますが、過去の酸...
現在でも昆虫類は地球上で繁栄を極めており、500万種以...
''魚類の川への進出''
脊椎動物では約4億年前に、まず海の生活でオウムガイに圧...
淡水域は浸透圧差のせいで細胞が破裂し、住むにはリスクの...
そして、浸透圧差を克服するために腎臓を身につけ、ミネラ...
魚類はえらやひれを発達させ運動能力を向上させていきます...
やがて河川で体を発達させた魚類の一部は海に戻り、海の覇...
''脊椎動物の地上への進出''
水辺に植物が進出すると、倒れて水中に沈んだ木は水中で折...
すると、その環境に適応し、ひれを倒木の中を足で蹴って進...
四肢の原型は最初、陸上を歩くためでなく、水中で有利に生...
それまでの魚類も、原始的な肺を持ってはいましたが、空気...
陸上で肺を進化させた僕達の祖先は、陸上に出るために肺を...
脊椎動物で陸上への進出を成し遂げたのは、魚類の一部から...
約3億6000万年前に両生類は誕生し、後の爬虫類、鳥類...
陸上への適応は乾燥と重力に対する適応でもあります。両生...
しかしまだ乾燥には強くなかったので水辺を離れることは出...
脊椎動物が完全な陸上進出を果たすのは次の爬虫類からです。
植物・動物が地上に現れることで、それまで荒れ地でしかな...
-450000000
ゴンドワナ超大陸分裂 生物種85%絶滅
4億5千年前
アランダスピス(魚・脊椎動物)
イアテズス海
周辺大陸の接近、巨大大陸化
イアデスズ海の消滅
生物の生息域が大陸の周辺
ユロステノプテロン
-446000000
シルル紀[4億4600万~4億1600万年前]
生物の陸上進出、あごをもつ魚類(顎口類)が繁栄 -41...
-420000000
植物・節足動物上陸 オゾン層完成
-416000000
デボン紀[4億1600万~3億6700万年前]
硬骨魚類の繁栄、両生類出現、シダ植物の繁栄 -36700...
-400000000
4億年前
巨大大陸に山脈が形成され、
カレドニア山脈に
雨→川に
-370000000
3億7千年前
アーキオプテルスが群生(最初の樹)
落葉が養分に
海から川へ生物が進出
アカンステガ
手足をもった魚
アーキオプテルスの枝が落ち川の中を手足をつかい移動
小魚をとって生息
浅瀬に進出→陸へ進出
-367000000
石炭紀[3億6700万~2億8900万年前]
シダ植物の繁栄、はじめての脊椎動物、ハ虫類出現 -289...
-360000000
3億6千年前
板皮類が海を支配
のち海中の酸素不足により絶滅
生物が海から陸地へ移動
湿地帯では度重なる酸素不足により肺をつくる
後、海に戻った魚の肺は浮袋に変化
-300000000
3~2.5億年前 パンゲア大陸
~2.5パンゲア大陸完成(ゴンドワナ+アジア大陸) テチ...
-289000000
二畳紀(ペルム紀)[2億8900万~2億4700万年前]
超大陸パンゲア形成 -247000000
11.ペルム紀の大絶滅と超大陸の出現
1.ペルム紀の大絶滅
生命誕生から現在まで、生物は何度かの大絶滅を経験してい...
そのころ地球気温の低下により水分が氷河となり、海面が低...
大絶滅は、生命に大打撃を与えます。
しかし、それでも生物は絶滅はしません。生き残った生物か...
そして、これ以降も生物は繁栄と絶滅の歴史を繰り返してい...
2.超大陸パンゲアの出現
マントルの活動が引き起こしたプレート移動により、それま...
約4億年前から合体が始まり、中生代の開始頃の2億5千万...
パンゲアの内海はテチス海と呼ばれ、動植物が暮らしやすい...
パンゲアは1億6千万年前頃から再び分裂を開始し、大陸は...
大陸が分裂していく過程では活発な火山活動が起こりました...
捕捉.大陸の成長・分裂と気温の変化
大陸の成長と分裂は規則的に起こっており、地球内部のプル...
1.マグマと地殻の生成
大陸地殻は花崗岩、海洋地殻は玄武岩が主成分です。前者は...
マントルから、マグマが地上に出てくるところは3種類あり...
火山活動が活発なときにはマグマから二酸化炭素が放出され...
2.大陸の成長とプレートの落ち込み
玄武岩はプレートの落ち込みによりマントル内に引き込まれ...
大陸が成長すると、その下は古い地殻が多くなり、冷えて沈...
しだいに火山活動が低下してくるので、放出される二酸化炭...
3.プルームの吹き上げと大陸の分裂
マントル内に落ち込んだ海洋地殻はすぐにマントル下に落ち...
大陸の分裂中は活発な火山活動により気温は高くなります。...
今までに超大陸は19億年前のヌーナ超大陸、10億年前の...
4.気候の変化と生命の関係
寒冷化は地球上に氷河を作り、海水面を低下させます。陸地...
また、寒冷化は環境の変化として全生命に降りかかります。...
そこで常に生き残ることが出来るのは、爆発的な繁殖力より...
12.裸子植物と恐竜の繁栄(中生代)
1.裸子植物の誕生と繁栄
シダ植物は一応陸上への進出を果たしましたが、まだ水際で...
古生代末期の2億9000万年前頃に裸子植物が誕生します...
種子は乾燥に強く、遠くに移動することが可能です。これに...
裸子植物はイチョウ・ソテツ・針葉樹などで、花は雄・雌に...
2.恐竜の誕生と繁栄
爬虫類は両生類よりもさらに陸上生活に適した体の構造を持...
恐竜は爬虫類と同じ頃に誕生しますが、爬虫類と違い体温を...
恐竜は、恒温性以外に、酸素補給を効率よく行うための「気...
これは、骨や体腔にある気嚢を拡張・収縮させることにより...
一方、ほ乳類では、酸素の取り込みは、吸入された空気によ...
このシステムは、現在のほ乳類の呼吸方法を凌駕しているも...
より大型化する裸子植物と共に恐竜も大型化していきました...
3.ほ乳類の誕生
恐竜とほぼ同時に単弓類(哺乳類型爬虫類)という、体毛を...
恐竜に比べ小さな体しか持たない彼らは恐竜に隠れ細々と暮...
恐竜が活動していない夜間に動く、夜行性動物であったと言...
体温調節が出来ることは良いことずくめのように見えますが...
変温動物は体温調節をしない分、成長と繁殖によりたくさん...
哺乳類が全盛を迎えるのは寒い時代の到来の後です。
4.鳥類の誕生
白亜紀には恐竜の中の竜盤目から、鳥の子孫が分かれました。
最初は、鳥は「羽毛を持った恐竜」として誕生しました。
最初、羽毛は、飛ぶためではなく、保温のために備わってき...
次第に羽根が立派になり、坂道を駆け上がったり、木に登る...
鳥は、「飛ぶために」翼を持つようになったのではなく、羽...
進化においては、新しい機能は「目的→発達」ではなく、「発...
最初に別の役に立っていて、まだ新しい機能を果たしてはい...
魚類が陸上に進化する前に、まだ歩くには至らないけれど、...
前適応の状態になり、環境において新しい機能を果たすこと...
そして、一旦新しい機能が確立し、飛行という行動に適応す...
鳥という、飛ぶことができる動物の誕生の前には、「飛べな...
でも、誤解してはいけないのは、「飛ぶには至らない羽根」...
やがて、羽根は翼となり、飛行という行動は鳥の優れた特徴...
翼竜の翼に比べ、羽毛は軽くてすみ保温力に優れ、裂傷など...
鳥はやがて、空の覇者となっていき、現在に至ります。
-250000000
アフリカ大陸下にスーパープルーム発生
2億5千年前
プルーム大噴火
→哺乳類へ
ディイクトドン(草食)
ゴルゴノプス(肉食)
哺乳類型爬虫類
キノドン
そうきゅう類→恐竜へ
95%の動植物が絶滅
シベリア
2000m?3000mの噴火
50kmの地割れから噴火
1000kmのドーム状の隆起
パンゲア
メタンハイドレートよりメタンガスを排出
スーパープルームで二酸化炭素を流出し温暖化
海水温の上昇により
メタンガスにより更に温暖化
更にメタンガスを流出
過去最高の超高温の温度が高い時期に
95%の生物が死滅
生き残った生物にさらなる試練が
→酸素濃度が低い時代に
30%→10%へ
メタンと酸素が反応した結果、低酸素時代に突入
→1億年
-247000000
三畳紀(トリアス紀)[2億4700万~2億1200万年前]
超大陸パンゲアが分裂、恐竜の出現、ほ乳類の出現 -21...
別名ハ虫類の時代。 -67000000
中生代(2億4700万~6500万年前)
-212000000
ジュラ紀[2億1200万~1億4300万年前]
恐竜をはじめとするハ虫類の大繁栄、原始的な鳥類の出現 ...
13.被子植物の誕生と恐竜の絶滅(中生代後半)
1.被子植物の誕生
今から1億3000万年前頃、裸子植物よりもさらに進んだ...
風任せだった授粉を昆虫にさせ、また種子の周りに果実を作...
それまでは捕食者にすぎない存在だった動物を繁殖のパート...
繁殖を効率的に、そして動物を使うことにより広い範囲に行...
現在では被子植物の種類は25~30万種あると言われ、新...
僕達が普段なじみを持っている植物は多くが被子植物です。...
被子植物の誕生は、その後、他の生物の進化にも多大な影響...
花粉や蜜、果実といった新しい環境要因の出現により、新し...
昆虫による授粉は、植物にも有利な圧力となって働くため、...
植物と昆虫はこの時から、切っても切れない関係として、お...
2.恐竜の絶滅
6500万年前、突然恐竜が絶滅します。直接の引き金は、...
それによって吹き上げられた粉塵が地球を覆い、気温の急激...
哺乳類は寒さに耐え、生き延びましたが、恐竜は絶滅しまし...
食料の激減に大型化した恐竜は耐えることが出来なかったと...
一方で、植物相の変化や環境の変化により、それ以前から衰...
ただ、「恐竜は絶滅した」という言葉には、語弊があります。
実際には、「僕達がよく想像する、恐竜の姿をした生物は、...
鳥は、先に述べたように、恐竜の竜盤目から派生した「恐竜...
中生代末期でおこった絶滅においては、「羽毛のない恐竜は...
生き残った羽毛恐竜は、進化の過程で姿を変え、現在の姿と...
恐竜は今も生きています。
恐竜を見たくなったら、窓の外を見てみてください。
公園でエサをついばむスズメや、空を滑空するトビたち、彼...
羽毛のない恐竜と、羽毛を持つ恐竜の明暗を分けた要因は不...
中生代の初めからおこっていた、パンゲア大陸の分裂の影響...
特に新生代に入ってからは本格的な氷河期となっています。
温暖な環境に合わせて適応していた恐竜は、隕石の衝突が無...
-150000000
1億5千万年前
ジュラ紀後期
恐竜の出現
アパトサウルス
アロサウルス
気嚢システム
肺の3倍の効率
・鳥
・アロサウルス
呼吸器官の差
トリナクソドン
腹を覆う肋骨が胸部のみに
横隔膜の発達
酸素の効率化
胴体をひねり、子供への授乳がしやすくなる
哺乳類のライフスタイルへ
低酸素時代の影響
胎生へ進化
1億6千万年前、隕石衝突
恐竜の絶滅
酸素濃度の回復
脳の発達
-143000000
白亜紀[1億4300万~6500万年前]
恐竜の絶滅 -65000000
-65000000
新生代(6500万~現在)
第三紀[6500万~170万年前]
ハ虫類の時代からほ乳類の時代へ
ほ乳類が多様な進化をとげる、大陸が分裂する -1700...
6千500万年前
恐竜絶滅
恐竜時代が終わる
カルポレステス
ディアトリマ
ヒラコテリウム(馬の祖)
巨鳥反映の時代
ツルガイ海峡でアジアとヨーロッパは分断
北アメリカとは氷河で分断
アジア
ハイエノドント
1千万年後温暖化による
氷河がとけハイエノドントが北米へ
ディアトリマ絶滅へ
哺乳類の時代へ
5千5百万年前
大陸大分裂
グリーンランドとヨーロッパの分裂
グリーンランド沖
3000mの穴
マグマの上昇
メタンハイドレートからメタンが流出、爆発
メタンガスより温暖化(500万年)
広葉樹の巨木化
「樹冠」
木々が重なり合い木から木への移動が可能に
目が横から正面へ
立体視の進化
南極 温暖
南米、オーストラリアと地続き
南米とオーストラリアの分断
南極が寒冷化
地球の気温が低下
広葉樹の減少
カトピテクス
眼か後壁(穴がふさがっている)
フォベア 視細胞が集中
フォベアが有ると物がはっきり見える
眼下後壁がない 視細胞がちらばっている
眼下後壁が眼球を支え見えやすくなる
真猿類
表情が豊か
フォベアによる高い視力が影響している
表情による行動の確認
「群れ」から「社会」の形成
人の白目
20種以上の人類の絶滅
700万年前
チンパンジーと別れ、2足歩行
アウトラロピテクス
熱帯雨林の減少
果実の減少
-50000000
5千万年前
アフリカとインドが分裂
インドがアジアに衝突
ヒマラヤ山脈ができる
ヒマラヤから乾いた空気がアフリカに流れ熱帯雨林が減少
草原が拡大
二種類の人類へ分かれる
ホモ・エルガステル
パラントロプス・ロブストス
果実から新しい食物へ 2種の人類へ分岐
パラントロプス(500ml)
植物の根を食料へ
100万年後絶滅
ホモ・エルガステル
250万年前へ
肉食獣の食べ残し
脳の巨大化(900ml)
狩りの開始
さらなる脳の巨大化
大地溝帯
アフリカ大陸下、マントルが上昇し隆起
サバンナができる
(サーベルタイガー)
14.人類の誕生(新生代)
1.新生代の環境
新生代では、「恐竜」は地上から姿を消し、代わってほ乳類...
それまで恐竜の影で細々と暮らしていた哺乳類は、空いた生...
地球の気温は新生代に入り一旦暖かくなりましたが、約40...
特に180万年前から始まる第四期は本格的な氷河期の時代...
温度区分において地球上に氷河がない時期は暖期、ある時期...
180万年前から現在までに少なくとも4回、寒さの厳しい...
約7万年前から4回目の氷期に入っていましたが、約1万年...
現在、人間社会により作り出される二酸化炭素からの地球温...
2.人類の誕生
人類の祖先はアフリカ大陸から生まれたと言われています。
大昔にアフリカ大陸の森林で暮らしていたサルは、豊富な食...
そこにプレートの移動による環境の変化がおそいます。
アフリカ大陸の下からわき起こったマントルは大陸を突き上...
割れ目には海水が入り込み紅海が出来ました。
今もアフリカ大陸を南北に走り、分断する亀裂が大地溝帯(...
地殻隆起による分断後、亀裂の西側は昔通りの森林に覆われ...
森林に暮らすことが出来たサルは生き方を変える必要もなく...
森の中では樹上生活が外敵から守ってくれました。また食料...
草原で生きる生活はまさにサバイバルです。自分の力で外敵...
優れた知能により捕食者からの脅威を消し去った人間は数を...
他のヒトを駆逐していったのか自然に淘汰されたのかは不明...
地球上には、今の新人以外の人類も誕生しました。中でも有...
ネアンデルタール人は、僕達新人とは別の系統の人類です。
彼らも自分達なりの文化を持ち、新人よりも大きな脳を持っ...
彼らはヨーロッパを中心に暮らしていましたが、突然3万年...
その他の人類も全て絶滅してしまい、現在、地球上に残って...
人類(新人)は誕生後、瞬く間に世界中に拡がっていきます...
4万年前にはインドネシアまでは陸続きでした。そこまで歩...
約1万5000年前にはベーリング海を渡りアメリカ大陸に...
ちなみにハワイに移住した人たちは、ポリネシア地域からさ...
その後気候は温暖となり、極地の氷が溶けて海水面が上昇し...
ユーラシアとアメリカの人類の再会は大航海時代になされま...
天敵のいない人間は世界各地に生育範囲を拡げ、人口も次第...
「寒のぶり返し」です。再び気温は下がり、食料が減少しま...
当時のヒトは狩猟採集生活を送っていました。気温の低下は...
人類は危機に瀕しました。しかし人類はその危機を知性を用...
食糧危機を打破したのが、農耕の始まりです。1万年前以上...
人類は、栽培に適した植物を自らの手で育て、それを収穫す...
農耕は人類が食糧危機に追いつめられる形で始められたと言...
狩猟採集生活をしているときには人口密度は制限せざるを得...
一方で、人口が増加したことにより、狩猟採集生活に戻るこ...
農耕生活を送るには治水工事をしなければなりません。そこ...
貧富の差や貧困は戦争を生むようになります。増加した人口...
争いは一方で技術の進歩を促します。
そして人類は歴史の時代へと入っていきます。
-17000000
原始的な人類の祖先出現、氷河時代の訪れ
-8000000
チョローラピテクス・アビシニクス
2007年にアフリカ・エチオピアで、兵庫県立人と自然の...
調査隊は、2004~07年にエチオピアの首都・アディス...
当時は約1千万年前の化石と推定されたが、その後の調査で...
-7000000
サヘラントロプス=チャデンシス
700万年前? 人類誕生
-6500000
アフリカ-霊長類出現
-6000000
旧石器時代以前/旧石器時代
data_旧石器時代以前
終了行:
''旧石器時代以前''
''地球の誕生''
***''ある星の最後''48億年前 [#r6cd1030]
&br;
:''-4800000000''|&br;''ある星の最後''&br; 今...
:''-4600000000''|先カンブリア代[46億年前か...
:''-4300000000''|''原始生命の誕生''&br; 生命...
:''-4000000000''| 太古代[40億年前~25億...
:''-3800000000''|38億年前 最古の痕跡 炭素...
''光合成生物の誕生と磁気圏の成立''
''光合成生物の誕生''
今から約32億年前に、それまでと異なる、ある特徴を持っ...
それは、光を使用することによってエネルギーを作り出す生...
それまでの生命は硫化水素など環境中にある栄養分を分解す...
シアノバクテリアと呼ばれる彼らは、光合成を行う細菌です...
自分でエネルギーを作り出す仕組みを獲得したことにより、...
''磁気圏の成立''
約27億年前になり、環境に一つの変化がありました。地球...
それまで太陽風により地球まで到達していた生命に有害な荷...
このことは、海面近くの光が届く環境でも生命が存在できる...
海面近くの環境の危険性が低下したことによって、光合成を...
荷電粒子の存在はオーロラの存在でうかがい知ることができ...
この時進入した電子が大気中の酸素・窒素原子と反応を起こ...
''磁場の逆転現象''
地球は今も磁石として働いています。現在北極はS極、南極...
ペルム紀末・三畳紀末・白亜期末の大絶滅の前には、数百万...
:''-3500000000''| 35億年前 最古化石 原核...
:''-3260000000''| 直径478kmの小惑星衝突...
:''-3000000000''| ~25 火成活動で小大陸・...
:''-2700000000''| スーパープルーム発生(マン...
:''-2500000000''| 原生代[25億年前~5億7...
''酸素による環境汚染''
シアノバクテリアは、光合成により効率的に大きなエネルギ...
二酸化炭素を光と反応させることによりその廃棄物として酸...
それまでに現れていた生物は酸素のない環境でしか生きられ...
シアノバクテリアによって作り出された酸素は、最初は海洋...
27~20億年前の短期間に、海洋中の鉄は酸化鉄となって...
鉄を全て消費すると、次第に海洋中の酸素濃度が上昇してき...
環境が変化したとき、その変化に耐えることができない生物...
酸素は、今でこそ、環境中になくてはならない存在ですが、...
今の人間による環境破壊とは、比べものにならない規模で、...
かくして、生命史上最大の危機が訪れます。
''危機が招いた進化''
''細菌の進化と真核生物の誕生''
酸素が増加して環境が変化してきた時点では、生物界には大...
最初に誕生した生命は自然にある硫化水素などの栄養資源を...
そこから資源のないところでも自分自身で栄養を作り生きて...
その増殖に伴い海の底に沈んでいき、たまった細菌の死骸は...
真生細菌の進化は自分で栄養を作り出す生産者としての進化...
細菌類は小さな体で最小限の遺伝子を持ち、増殖スピードを...
最初、原始真核生物は酸素のない海の底で暮らしていました。
20億年前頃、酸素が増えることにより、環境が変化します...
しかし、危機にさらされた生命は危機を乗り越えるために次...
ひとつめは「酸素分解酵素」です。酸素が遺伝子を傷つける...
さらに重要なのがふたつめの「異なる生命の取り込み」です...
太古の昔に生命の取り込みが行われていた証拠は、僕達の体...
ミトコンドリアを得ることにより、それまで毒物でしかなか...
酸素に対抗する能力を持てなかった生命は死滅するか、ある...
今僕たちの細胞の中にあるミトコンドリアは核の中の遺伝子...
また、ミトコンドリア以外にも、べん毛や葉緑素など、この...
光合成細菌が出した酸素による環境汚染は、生物に新たな進...
別の生命を取り込み、その生命が持っていた特異な機能を自...
こうして約20億年前に本格的な真核生物が誕生します。大...
細菌類は現在でも衰えることなく繁栄を続けてはいますが、...
''「動物」と「植物」の誕生''
光合成細菌を取り込んで自分の中で光合成をするようになっ...
もともと、「光エネルギーを栄養分に作り替える」という能...
葉緑素を持たなかった(もしくは持っていたが途中で放棄し...
植物は動けないのではなく、動かなくても栄養を得ることが...
環境が今ふさわしいものであれば変わる必要はありません。...
-2400000000
ヒューロニアン氷河形成
-2200000000
ヌーナ(ニーナ)大陸形成開始(北米大陸程度)
''地球の冷却''
''地球の冷却''
地球が出来てまもなく、二酸化炭素が多く含まれる大気に覆...
地球を高い濃度で覆っていた二酸化炭素は、時間の経過と共...
最初は化学的な反応によるものです。海中への取り込みと石...
そして、やがて生物が地球上で数を増していくと、生物によ...
また大陸の成長と分裂の繰り返しも二酸化炭素濃度の変動と...
パンゲア以前の超大陸としては、約19億年前のヌーナ超大...
超大陸が成立するときは、火山活動が減り、二酸化炭素濃度...
二酸化炭素の減少と共に、その温室効果は減っていき、次第...
原初においてオレンジだった空は、大気中の酸素濃度が増加...
二酸化炭素が減るということは地球から熱が逃げやすくなる...
約7.5~6億年前には地球は大きな氷河期に突入しました...
地球の表面を氷が広く覆うようになると、太陽の光は氷に反...
温暖化効果の減少と太陽光の反射によって、地球表面は加速...
それ以前にも地球は何度か氷河期を迎えていたそうですが、...
この時の氷河は赤道周辺まで至り、あたかも地球が雪球のよ...
表面を氷に覆われた地球において、生命は海底深部や地球深...
''火山活動と地球の温暖化''
氷に包まれれば光も海中に差し込みません。生命は再び絶滅...
それを救ったのは火山活動です。地球自体の温度が下がり、...
また、大陸の分裂時には活発な火山活動が起こります(後述...
火山活動により地球内部からもたらされた二酸化炭素により...
またマグマの上昇によって大陸生成がさらに進んでいきます。
地球の核との熱のやりとりはプルームの動きによりなされま...
-2000000000
20億年前
全球凍結
20~17億年前 葉緑体の取り込み
-1900000000
スーパープルーム発生(マントルオーバーターン:大対流) ...
-1800000000
~15 コロンビア大陸
18億年前 ヌーナ超大陸
-1700000000
ヌーナ超大陸の分裂
-1500000000
~10 パノティア大陸
-1100000000
三大陸合体へロディニア超大陸形成開始
11億年前 ロデニア大陸
-1000000000
~7 ロディニア超大陸形成 多細胞生物
-800000000
8億年前 有性生物
大規模氷河期(全球凍結)? 太平洋スーパープルーム発生
-750000000
海水がマントルに流入(逆流)開始 ※スーパープルームへつ...
''生物進化の前夜(先カンブリア紀)''
''種の多様化前の環境''
地球の冷却と凍結は生命に危機を及ぼしますが、それが過ぎ...
生物進化の準備段階として、大陸の合体・分裂の中で「浅瀬...
1)まず大陸の合体によって大きな大陸が成長していきます。
2)成長した大陸は地球の冷却により氷河で覆われます。
3)その後氷が溶け、海水が大陸の上に進入すると広い浅瀬が...
浅瀬は生物の繁殖に適した環境となります。
浅瀬においては光が下まで届き、死滅した生物は沈んで有機...
また、大陸の形成により、堆積岩の中に有機物が取り込まれ...
''多細胞生物の誕生''
最初は小さな単細胞として誕生した生命は、利用できるエネ...
単細胞生物の中にも、お互いがくっつきあって生きているも...
よりたくさんのエネルギーを扱い体を大型化させるには、一...
機能を特化させることにより、体の仕組みは複雑になってい...
''エディアカラ生物群''
約6億年前の先カンブリア紀に海洋中でエディアカラ生物群...
このころの生物は外骨格もない柔らかい体の生物ばかりであ...
どんな生物がいたのか、どの生物から次の世代の生物が生ま...
生命が進化をしていく方向を模索していた段階だったのかも...
-700000000
ゴンドワナ大陸形成開始(東・西ゴンドワナ) スーパープ...
-600000000
6億年前 ゴンドワナ大陸
エディアカラ生物群
6億年前
全球凍結
全球凍結全まえは、地表にはまだ生物はいない
酸素濃度は現在の1/20
海洋中
・エリベン毛虫
・光合成生物
・メタン菌
光合成生物とメタン菌のバランスが変化
酸素の増加、メタンの減少により寒冷化
数百万年の間、1000mまで凍結
微生物から大型生物へ
全球凍結後生物は体長30cmに
プテリデニウム
ヨルギア
キンベリア
他 脊椎動物の祖先も
氷河の大崩壊、全球凍結の終わり
酸素の激増
-50℃→+50℃へ
ハイパーハリケーンの発生
海洋の撹拌により、栄養分が撹拌される
光合成生物の繁殖
酸素の排出
酸素濃度20%
大量の酸素によりコラーゲンを生成
→大型生物に進化
エディアカラ生物群(ウミエラの先祖)
大陸の移動
''カンブリア紀の大爆発(古生代前半)''
''カンブリア紀の大爆発''
約5億5千年前、それまで数十数種しかなかった生物が突如...
様々な形態を持った生物が現れる中から現在まで続く基本的...
先カンブリア紀には、それぞれの系統の祖先が、それぞれの...
いろいろな体のつくりを持っていた生物が、外見的にも多様...
外見的な多様性を持つに至ったきっかけは、まだ明らかには...
このころ固い殻を持った生物が多数誕生しています。食べら...
''種の多様化の背景''
多様化することができた背景には、細胞が核膜を得たことが...
遺伝子情報が細胞の中にまばらに存在している原核生物に比...
原核生物は生きるのに必要な最低限の遺伝子だけしか持てま...
また9億年前頃から有性生殖というメカニズムが現れたのも...
有性生殖においては、二つの個体が遺伝情報を半分ずつ出し...
無性生殖を行う生物では、細胞が二分裂し、自分と同じ個体...
有性生殖を行う生物では、遺伝的な揺らぎの中で、少しずつ...
生物は、これまでの「増える」という原理に加え、もうひと...
それに加え、原核生物では染色体を1本しか持っていないた...
それらにより生物はいろんな進化の可能性を模索することが...
''脊椎動物の誕生''
バージェスモンスター達はやがて進化の途中で姿を消します...
脊索動物は現在でもホヤとして残っています。ホヤの成体は...
''魚類の誕生''
古生代前半の間に魚類が出現します。最初の魚はひれも顎も...
当時の海の覇者はオウムガイというイカの祖先であり、魚が...
-575000000
カンブリア紀[5億7500万年前~5億900万年前]
古生代[5億7500万年前~2億4700万年前]
古生代(カンブリア紀~二畳紀(ペルム紀))(5億7500...
無脊椎動物の大発生、巨大大陸ゴンドワナランド形成 -5...
-550000000
南太平洋スーパープルーム活発化 ゴンドワナ超大陸の出現...
-540000000
カンブリア大爆発
-530000000
バージェス動物群 大気中の二酸化炭素量現在の15倍以上
-509000000
オルドビス紀[5億900万~4億4600万年前]
あごをもたない魚類(無顎類)出現、大陸の移動開始 -4...
''陸上への進出(古生代後半)''
''生命の地上進出と当時の環境''
大気中に増え、成層圏まで達した酸素によって5億年前にオ...
活発なプレートの活動によって大陸同士はぶつかり合い何度...
約4億年前にも2つの大陸がぶつかり大きな山脈が出来まし...
''植物の地上への進出''
陸の上は、海に比べ、植物にとってもより生育には厳しい環...
この頃にはいくつかの藻類が現れていました。それぞれが持...
緑藻類が持つ色素(クロロフィル)は広い波長の範囲の光を...
従って、陸上へ進出する植物は緑色の色素を持つ緑藻類から...
紅藻類から地上進出が行われていたとしたら、もしかしたら...
約5億年前頃からコケ植物、続いてシダ植物が水際に沿って...
4億5千万年前頃に誕生したシダ植物では、葉・茎・根のし...
しかし水分運搬の仕組みはまだ不完全であり、しかも繁殖に...
それでも、それまで岩石に覆われたただの荒れ地だった地上...
3億5千万年前頃には、地球最初の森が誕生したと言われて...
''昆虫類の地上への進出''
植物の上陸に続き、約4億年前頃から昆虫類も地上に進出し...
昆虫類は脊椎動物よりも約4000万年早く陸上に進出する...
小さな体と発達した外骨格が陸上での生活に早く適応するこ...
彼らの呼吸方法も、陸上に進出する上でほぼそのまま用いる...
水の中にいる間は、酸素を含んだ水を気門から取り入れるこ...
脊椎動物では空気中の酸素を取り込むための仕組みをいちか...
現在では、昆虫は比較的小さな体をしていますが、過去の酸...
現在でも昆虫類は地球上で繁栄を極めており、500万種以...
''魚類の川への進出''
脊椎動物では約4億年前に、まず海の生活でオウムガイに圧...
淡水域は浸透圧差のせいで細胞が破裂し、住むにはリスクの...
そして、浸透圧差を克服するために腎臓を身につけ、ミネラ...
魚類はえらやひれを発達させ運動能力を向上させていきます...
やがて河川で体を発達させた魚類の一部は海に戻り、海の覇...
''脊椎動物の地上への進出''
水辺に植物が進出すると、倒れて水中に沈んだ木は水中で折...
すると、その環境に適応し、ひれを倒木の中を足で蹴って進...
四肢の原型は最初、陸上を歩くためでなく、水中で有利に生...
それまでの魚類も、原始的な肺を持ってはいましたが、空気...
陸上で肺を進化させた僕達の祖先は、陸上に出るために肺を...
脊椎動物で陸上への進出を成し遂げたのは、魚類の一部から...
約3億6000万年前に両生類は誕生し、後の爬虫類、鳥類...
陸上への適応は乾燥と重力に対する適応でもあります。両生...
しかしまだ乾燥には強くなかったので水辺を離れることは出...
脊椎動物が完全な陸上進出を果たすのは次の爬虫類からです。
植物・動物が地上に現れることで、それまで荒れ地でしかな...
-450000000
ゴンドワナ超大陸分裂 生物種85%絶滅
4億5千年前
アランダスピス(魚・脊椎動物)
イアテズス海
周辺大陸の接近、巨大大陸化
イアデスズ海の消滅
生物の生息域が大陸の周辺
ユロステノプテロン
-446000000
シルル紀[4億4600万~4億1600万年前]
生物の陸上進出、あごをもつ魚類(顎口類)が繁栄 -41...
-420000000
植物・節足動物上陸 オゾン層完成
-416000000
デボン紀[4億1600万~3億6700万年前]
硬骨魚類の繁栄、両生類出現、シダ植物の繁栄 -36700...
-400000000
4億年前
巨大大陸に山脈が形成され、
カレドニア山脈に
雨→川に
-370000000
3億7千年前
アーキオプテルスが群生(最初の樹)
落葉が養分に
海から川へ生物が進出
アカンステガ
手足をもった魚
アーキオプテルスの枝が落ち川の中を手足をつかい移動
小魚をとって生息
浅瀬に進出→陸へ進出
-367000000
石炭紀[3億6700万~2億8900万年前]
シダ植物の繁栄、はじめての脊椎動物、ハ虫類出現 -289...
-360000000
3億6千年前
板皮類が海を支配
のち海中の酸素不足により絶滅
生物が海から陸地へ移動
湿地帯では度重なる酸素不足により肺をつくる
後、海に戻った魚の肺は浮袋に変化
-300000000
3~2.5億年前 パンゲア大陸
~2.5パンゲア大陸完成(ゴンドワナ+アジア大陸) テチ...
-289000000
二畳紀(ペルム紀)[2億8900万~2億4700万年前]
超大陸パンゲア形成 -247000000
11.ペルム紀の大絶滅と超大陸の出現
1.ペルム紀の大絶滅
生命誕生から現在まで、生物は何度かの大絶滅を経験してい...
そのころ地球気温の低下により水分が氷河となり、海面が低...
大絶滅は、生命に大打撃を与えます。
しかし、それでも生物は絶滅はしません。生き残った生物か...
そして、これ以降も生物は繁栄と絶滅の歴史を繰り返してい...
2.超大陸パンゲアの出現
マントルの活動が引き起こしたプレート移動により、それま...
約4億年前から合体が始まり、中生代の開始頃の2億5千万...
パンゲアの内海はテチス海と呼ばれ、動植物が暮らしやすい...
パンゲアは1億6千万年前頃から再び分裂を開始し、大陸は...
大陸が分裂していく過程では活発な火山活動が起こりました...
捕捉.大陸の成長・分裂と気温の変化
大陸の成長と分裂は規則的に起こっており、地球内部のプル...
1.マグマと地殻の生成
大陸地殻は花崗岩、海洋地殻は玄武岩が主成分です。前者は...
マントルから、マグマが地上に出てくるところは3種類あり...
火山活動が活発なときにはマグマから二酸化炭素が放出され...
2.大陸の成長とプレートの落ち込み
玄武岩はプレートの落ち込みによりマントル内に引き込まれ...
大陸が成長すると、その下は古い地殻が多くなり、冷えて沈...
しだいに火山活動が低下してくるので、放出される二酸化炭...
3.プルームの吹き上げと大陸の分裂
マントル内に落ち込んだ海洋地殻はすぐにマントル下に落ち...
大陸の分裂中は活発な火山活動により気温は高くなります。...
今までに超大陸は19億年前のヌーナ超大陸、10億年前の...
4.気候の変化と生命の関係
寒冷化は地球上に氷河を作り、海水面を低下させます。陸地...
また、寒冷化は環境の変化として全生命に降りかかります。...
そこで常に生き残ることが出来るのは、爆発的な繁殖力より...
12.裸子植物と恐竜の繁栄(中生代)
1.裸子植物の誕生と繁栄
シダ植物は一応陸上への進出を果たしましたが、まだ水際で...
古生代末期の2億9000万年前頃に裸子植物が誕生します...
種子は乾燥に強く、遠くに移動することが可能です。これに...
裸子植物はイチョウ・ソテツ・針葉樹などで、花は雄・雌に...
2.恐竜の誕生と繁栄
爬虫類は両生類よりもさらに陸上生活に適した体の構造を持...
恐竜は爬虫類と同じ頃に誕生しますが、爬虫類と違い体温を...
恐竜は、恒温性以外に、酸素補給を効率よく行うための「気...
これは、骨や体腔にある気嚢を拡張・収縮させることにより...
一方、ほ乳類では、酸素の取り込みは、吸入された空気によ...
このシステムは、現在のほ乳類の呼吸方法を凌駕しているも...
より大型化する裸子植物と共に恐竜も大型化していきました...
3.ほ乳類の誕生
恐竜とほぼ同時に単弓類(哺乳類型爬虫類)という、体毛を...
恐竜に比べ小さな体しか持たない彼らは恐竜に隠れ細々と暮...
恐竜が活動していない夜間に動く、夜行性動物であったと言...
体温調節が出来ることは良いことずくめのように見えますが...
変温動物は体温調節をしない分、成長と繁殖によりたくさん...
哺乳類が全盛を迎えるのは寒い時代の到来の後です。
4.鳥類の誕生
白亜紀には恐竜の中の竜盤目から、鳥の子孫が分かれました。
最初は、鳥は「羽毛を持った恐竜」として誕生しました。
最初、羽毛は、飛ぶためではなく、保温のために備わってき...
次第に羽根が立派になり、坂道を駆け上がったり、木に登る...
鳥は、「飛ぶために」翼を持つようになったのではなく、羽...
進化においては、新しい機能は「目的→発達」ではなく、「発...
最初に別の役に立っていて、まだ新しい機能を果たしてはい...
魚類が陸上に進化する前に、まだ歩くには至らないけれど、...
前適応の状態になり、環境において新しい機能を果たすこと...
そして、一旦新しい機能が確立し、飛行という行動に適応す...
鳥という、飛ぶことができる動物の誕生の前には、「飛べな...
でも、誤解してはいけないのは、「飛ぶには至らない羽根」...
やがて、羽根は翼となり、飛行という行動は鳥の優れた特徴...
翼竜の翼に比べ、羽毛は軽くてすみ保温力に優れ、裂傷など...
鳥はやがて、空の覇者となっていき、現在に至ります。
-250000000
アフリカ大陸下にスーパープルーム発生
2億5千年前
プルーム大噴火
→哺乳類へ
ディイクトドン(草食)
ゴルゴノプス(肉食)
哺乳類型爬虫類
キノドン
そうきゅう類→恐竜へ
95%の動植物が絶滅
シベリア
2000m?3000mの噴火
50kmの地割れから噴火
1000kmのドーム状の隆起
パンゲア
メタンハイドレートよりメタンガスを排出
スーパープルームで二酸化炭素を流出し温暖化
海水温の上昇により
メタンガスにより更に温暖化
更にメタンガスを流出
過去最高の超高温の温度が高い時期に
95%の生物が死滅
生き残った生物にさらなる試練が
→酸素濃度が低い時代に
30%→10%へ
メタンと酸素が反応した結果、低酸素時代に突入
→1億年
-247000000
三畳紀(トリアス紀)[2億4700万~2億1200万年前]
超大陸パンゲアが分裂、恐竜の出現、ほ乳類の出現 -21...
別名ハ虫類の時代。 -67000000
中生代(2億4700万~6500万年前)
-212000000
ジュラ紀[2億1200万~1億4300万年前]
恐竜をはじめとするハ虫類の大繁栄、原始的な鳥類の出現 ...
13.被子植物の誕生と恐竜の絶滅(中生代後半)
1.被子植物の誕生
今から1億3000万年前頃、裸子植物よりもさらに進んだ...
風任せだった授粉を昆虫にさせ、また種子の周りに果実を作...
それまでは捕食者にすぎない存在だった動物を繁殖のパート...
繁殖を効率的に、そして動物を使うことにより広い範囲に行...
現在では被子植物の種類は25~30万種あると言われ、新...
僕達が普段なじみを持っている植物は多くが被子植物です。...
被子植物の誕生は、その後、他の生物の進化にも多大な影響...
花粉や蜜、果実といった新しい環境要因の出現により、新し...
昆虫による授粉は、植物にも有利な圧力となって働くため、...
植物と昆虫はこの時から、切っても切れない関係として、お...
2.恐竜の絶滅
6500万年前、突然恐竜が絶滅します。直接の引き金は、...
それによって吹き上げられた粉塵が地球を覆い、気温の急激...
哺乳類は寒さに耐え、生き延びましたが、恐竜は絶滅しまし...
食料の激減に大型化した恐竜は耐えることが出来なかったと...
一方で、植物相の変化や環境の変化により、それ以前から衰...
ただ、「恐竜は絶滅した」という言葉には、語弊があります。
実際には、「僕達がよく想像する、恐竜の姿をした生物は、...
鳥は、先に述べたように、恐竜の竜盤目から派生した「恐竜...
中生代末期でおこった絶滅においては、「羽毛のない恐竜は...
生き残った羽毛恐竜は、進化の過程で姿を変え、現在の姿と...
恐竜は今も生きています。
恐竜を見たくなったら、窓の外を見てみてください。
公園でエサをついばむスズメや、空を滑空するトビたち、彼...
羽毛のない恐竜と、羽毛を持つ恐竜の明暗を分けた要因は不...
中生代の初めからおこっていた、パンゲア大陸の分裂の影響...
特に新生代に入ってからは本格的な氷河期となっています。
温暖な環境に合わせて適応していた恐竜は、隕石の衝突が無...
-150000000
1億5千万年前
ジュラ紀後期
恐竜の出現
アパトサウルス
アロサウルス
気嚢システム
肺の3倍の効率
・鳥
・アロサウルス
呼吸器官の差
トリナクソドン
腹を覆う肋骨が胸部のみに
横隔膜の発達
酸素の効率化
胴体をひねり、子供への授乳がしやすくなる
哺乳類のライフスタイルへ
低酸素時代の影響
胎生へ進化
1億6千万年前、隕石衝突
恐竜の絶滅
酸素濃度の回復
脳の発達
-143000000
白亜紀[1億4300万~6500万年前]
恐竜の絶滅 -65000000
-65000000
新生代(6500万~現在)
第三紀[6500万~170万年前]
ハ虫類の時代からほ乳類の時代へ
ほ乳類が多様な進化をとげる、大陸が分裂する -1700...
6千500万年前
恐竜絶滅
恐竜時代が終わる
カルポレステス
ディアトリマ
ヒラコテリウム(馬の祖)
巨鳥反映の時代
ツルガイ海峡でアジアとヨーロッパは分断
北アメリカとは氷河で分断
アジア
ハイエノドント
1千万年後温暖化による
氷河がとけハイエノドントが北米へ
ディアトリマ絶滅へ
哺乳類の時代へ
5千5百万年前
大陸大分裂
グリーンランドとヨーロッパの分裂
グリーンランド沖
3000mの穴
マグマの上昇
メタンハイドレートからメタンが流出、爆発
メタンガスより温暖化(500万年)
広葉樹の巨木化
「樹冠」
木々が重なり合い木から木への移動が可能に
目が横から正面へ
立体視の進化
南極 温暖
南米、オーストラリアと地続き
南米とオーストラリアの分断
南極が寒冷化
地球の気温が低下
広葉樹の減少
カトピテクス
眼か後壁(穴がふさがっている)
フォベア 視細胞が集中
フォベアが有ると物がはっきり見える
眼下後壁がない 視細胞がちらばっている
眼下後壁が眼球を支え見えやすくなる
真猿類
表情が豊か
フォベアによる高い視力が影響している
表情による行動の確認
「群れ」から「社会」の形成
人の白目
20種以上の人類の絶滅
700万年前
チンパンジーと別れ、2足歩行
アウトラロピテクス
熱帯雨林の減少
果実の減少
-50000000
5千万年前
アフリカとインドが分裂
インドがアジアに衝突
ヒマラヤ山脈ができる
ヒマラヤから乾いた空気がアフリカに流れ熱帯雨林が減少
草原が拡大
二種類の人類へ分かれる
ホモ・エルガステル
パラントロプス・ロブストス
果実から新しい食物へ 2種の人類へ分岐
パラントロプス(500ml)
植物の根を食料へ
100万年後絶滅
ホモ・エルガステル
250万年前へ
肉食獣の食べ残し
脳の巨大化(900ml)
狩りの開始
さらなる脳の巨大化
大地溝帯
アフリカ大陸下、マントルが上昇し隆起
サバンナができる
(サーベルタイガー)
14.人類の誕生(新生代)
1.新生代の環境
新生代では、「恐竜」は地上から姿を消し、代わってほ乳類...
それまで恐竜の影で細々と暮らしていた哺乳類は、空いた生...
地球の気温は新生代に入り一旦暖かくなりましたが、約40...
特に180万年前から始まる第四期は本格的な氷河期の時代...
温度区分において地球上に氷河がない時期は暖期、ある時期...
180万年前から現在までに少なくとも4回、寒さの厳しい...
約7万年前から4回目の氷期に入っていましたが、約1万年...
現在、人間社会により作り出される二酸化炭素からの地球温...
2.人類の誕生
人類の祖先はアフリカ大陸から生まれたと言われています。
大昔にアフリカ大陸の森林で暮らしていたサルは、豊富な食...
そこにプレートの移動による環境の変化がおそいます。
アフリカ大陸の下からわき起こったマントルは大陸を突き上...
割れ目には海水が入り込み紅海が出来ました。
今もアフリカ大陸を南北に走り、分断する亀裂が大地溝帯(...
地殻隆起による分断後、亀裂の西側は昔通りの森林に覆われ...
森林に暮らすことが出来たサルは生き方を変える必要もなく...
森の中では樹上生活が外敵から守ってくれました。また食料...
草原で生きる生活はまさにサバイバルです。自分の力で外敵...
優れた知能により捕食者からの脅威を消し去った人間は数を...
他のヒトを駆逐していったのか自然に淘汰されたのかは不明...
地球上には、今の新人以外の人類も誕生しました。中でも有...
ネアンデルタール人は、僕達新人とは別の系統の人類です。
彼らも自分達なりの文化を持ち、新人よりも大きな脳を持っ...
彼らはヨーロッパを中心に暮らしていましたが、突然3万年...
その他の人類も全て絶滅してしまい、現在、地球上に残って...
人類(新人)は誕生後、瞬く間に世界中に拡がっていきます...
4万年前にはインドネシアまでは陸続きでした。そこまで歩...
約1万5000年前にはベーリング海を渡りアメリカ大陸に...
ちなみにハワイに移住した人たちは、ポリネシア地域からさ...
その後気候は温暖となり、極地の氷が溶けて海水面が上昇し...
ユーラシアとアメリカの人類の再会は大航海時代になされま...
天敵のいない人間は世界各地に生育範囲を拡げ、人口も次第...
「寒のぶり返し」です。再び気温は下がり、食料が減少しま...
当時のヒトは狩猟採集生活を送っていました。気温の低下は...
人類は危機に瀕しました。しかし人類はその危機を知性を用...
食糧危機を打破したのが、農耕の始まりです。1万年前以上...
人類は、栽培に適した植物を自らの手で育て、それを収穫す...
農耕は人類が食糧危機に追いつめられる形で始められたと言...
狩猟採集生活をしているときには人口密度は制限せざるを得...
一方で、人口が増加したことにより、狩猟採集生活に戻るこ...
農耕生活を送るには治水工事をしなければなりません。そこ...
貧富の差や貧困は戦争を生むようになります。増加した人口...
争いは一方で技術の進歩を促します。
そして人類は歴史の時代へと入っていきます。
-17000000
原始的な人類の祖先出現、氷河時代の訪れ
-8000000
チョローラピテクス・アビシニクス
2007年にアフリカ・エチオピアで、兵庫県立人と自然の...
調査隊は、2004~07年にエチオピアの首都・アディス...
当時は約1千万年前の化石と推定されたが、その後の調査で...
-7000000
サヘラントロプス=チャデンシス
700万年前? 人類誕生
-6500000
アフリカ-霊長類出現
-6000000
旧石器時代以前/旧石器時代
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