高句麗・・・魏書高句麗伝の世界
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高句麗・・・魏書高句麗伝の世界
高句麗は朝鮮半島の三国の内、他の百済、新羅両国に比べて最...
また、後の百済、新羅の地が三世紀頃は馬韓と辰韓、弁辰であ...
「広さは二千里四方、戸数三万。大山と深谷多く、平原や湿地...
「国人は気力があり、戦闘に慣れていて、沃沮や東濊は皆支配...
「王がいる。官は九の等級がある」
「昔から扶餘の別種と言われており、言語や様々なことは扶餘...
広さは二千里四方で扶餘と同じであるが、人口は三万戸と少な...
扶餘が平原地が多かったのに対し、高句麗は山と深谷が多かっ...
そのため、人口も扶餘のように増えなかったことが想像される。
食料が常に不足すれば人間何をやるか。生きる為に人のものを...
北欧のバイキングが他国を侵略して荒らし回り、或いは、征服...
日本においても、戦国時代の大名や武将は、飢饉で米が足りな...
戦争における略奪や捕虜の人身売買は万国共通である。
高句麗も、食料不足の為、他領に侵入して略奪をおこなった。...
この書の記述は三世紀初めのころであるが、この頃、高句麗は...
自力で民を養う農業生産力もなかったので他国に侵入し、略奪...
度重なる軍事行動によりその軍隊は強く、その後200年も経...
しかし、この3世紀初めには、自分の民も満足に養えないほど...
高句麗には扶餘と同じく王がいて、その下に九官があり、これ...
また、言語や様々なことが扶餘と同じであるのは、昔から扶餘...
新(8~23年)の王莽は、句麗侯(この頃は王ではなく侯で...
漢の光武帝の8年(32年)高句麗王は初めて使者を遣わして...
このとき、初めて対外的に王と称したのである。
殤帝と安帝の間(106~107年)高句麗王の宮は数度にわ...
遼東太守、蔡風と玄菟太守の姚光は、宮を討とうとしたが、宮...
宮は又、遼東に侵入したので蔡風はこれを討ったが敗死した。
順帝と桓帝の間(147年頃)宮の子、伯固が又、遼東に侵入...
霊帝の建寧二年(169年)玄菟太守の耿臨は之を討ち捕虜の...
伯固は降伏して遼東郡に属すことを乞うた。嘉平年間(172...
伯固が死に、抜奇、伊夷模の兄弟のうち弟の伊夷模が王となる。
建安中(196~219年)公孫康は高句麗を討ち邑落を焼い...
伊夷模は又、玄菟郡を襲い、玄菟郡と遼東郡は合同してこれを...
伊夷模の死後、位宮が王となった。今の高句麗王、宮がこれで...
景初二年(238年)大尉の司馬宣王が公孫淵を討ったとき、...
正始三年(242年)宮は西安平を略奪した。
ざっとかいつまんで要点のみを書きだしてみたが、これから一...
三世紀中盤に差し掛かるころまでの外征の多さであろう。
遼東郡或いは玄菟郡に属していながら、片方に郡に侵入して城...
或いは捕虜をとる。
この所業はまるで山賊である。
もし、普通の国であるならば、侵略の目的は領土である。隣接...
ところが、これまでの高句麗はただ侵略して物や人を略奪する...
4世紀末頃のように領土の拡大を図るのは、この魏志高句麗伝...
近隣を略奪すれば、当然、漢や魏から討伐を受けることはわか...
その理由はただ一つ、貧しかったからである。
食料が不足し、物資が欠乏していたから領民を飢えさせない為...
中国東北部の貧しい国、そして、その元をたどれば中国から逃...
後に領土を拡大して中国東北部から朝鮮半島北半分まで己が領...
これが現在、韓国国民が最大の誇りとしている高句麗の真の姿...
朝鮮人の建てた国でもなく、彼らが誇り、自慢できるような国...
この点、中国が高句麗は中国の国であったというのは全く正し...
中国と韓国の高句麗論争は中国に軍配があがる。
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高句麗・・・魏書高句麗伝の世界
高句麗は朝鮮半島の三国の内、他の百済、新羅両国に比べて最...
また、後の百済、新羅の地が三世紀頃は馬韓と辰韓、弁辰であ...
「広さは二千里四方、戸数三万。大山と深谷多く、平原や湿地...
「国人は気力があり、戦闘に慣れていて、沃沮や東濊は皆支配...
「王がいる。官は九の等級がある」
「昔から扶餘の別種と言われており、言語や様々なことは扶餘...
広さは二千里四方で扶餘と同じであるが、人口は三万戸と少な...
扶餘が平原地が多かったのに対し、高句麗は山と深谷が多かっ...
そのため、人口も扶餘のように増えなかったことが想像される。
食料が常に不足すれば人間何をやるか。生きる為に人のものを...
北欧のバイキングが他国を侵略して荒らし回り、或いは、征服...
日本においても、戦国時代の大名や武将は、飢饉で米が足りな...
戦争における略奪や捕虜の人身売買は万国共通である。
高句麗も、食料不足の為、他領に侵入して略奪をおこなった。...
この書の記述は三世紀初めのころであるが、この頃、高句麗は...
自力で民を養う農業生産力もなかったので他国に侵入し、略奪...
度重なる軍事行動によりその軍隊は強く、その後200年も経...
しかし、この3世紀初めには、自分の民も満足に養えないほど...
高句麗には扶餘と同じく王がいて、その下に九官があり、これ...
また、言語や様々なことが扶餘と同じであるのは、昔から扶餘...
新(8~23年)の王莽は、句麗侯(この頃は王ではなく侯で...
漢の光武帝の8年(32年)高句麗王は初めて使者を遣わして...
このとき、初めて対外的に王と称したのである。
殤帝と安帝の間(106~107年)高句麗王の宮は数度にわ...
遼東太守、蔡風と玄菟太守の姚光は、宮を討とうとしたが、宮...
宮は又、遼東に侵入したので蔡風はこれを討ったが敗死した。
順帝と桓帝の間(147年頃)宮の子、伯固が又、遼東に侵入...
霊帝の建寧二年(169年)玄菟太守の耿臨は之を討ち捕虜の...
伯固は降伏して遼東郡に属すことを乞うた。嘉平年間(172...
伯固が死に、抜奇、伊夷模の兄弟のうち弟の伊夷模が王となる。
建安中(196~219年)公孫康は高句麗を討ち邑落を焼い...
伊夷模は又、玄菟郡を襲い、玄菟郡と遼東郡は合同してこれを...
伊夷模の死後、位宮が王となった。今の高句麗王、宮がこれで...
景初二年(238年)大尉の司馬宣王が公孫淵を討ったとき、...
正始三年(242年)宮は西安平を略奪した。
ざっとかいつまんで要点のみを書きだしてみたが、これから一...
三世紀中盤に差し掛かるころまでの外征の多さであろう。
遼東郡或いは玄菟郡に属していながら、片方に郡に侵入して城...
或いは捕虜をとる。
この所業はまるで山賊である。
もし、普通の国であるならば、侵略の目的は領土である。隣接...
ところが、これまでの高句麗はただ侵略して物や人を略奪する...
4世紀末頃のように領土の拡大を図るのは、この魏志高句麗伝...
近隣を略奪すれば、当然、漢や魏から討伐を受けることはわか...
その理由はただ一つ、貧しかったからである。
食料が不足し、物資が欠乏していたから領民を飢えさせない為...
中国東北部の貧しい国、そして、その元をたどれば中国から逃...
後に領土を拡大して中国東北部から朝鮮半島北半分まで己が領...
これが現在、韓国国民が最大の誇りとしている高句麗の真の姿...
朝鮮人の建てた国でもなく、彼らが誇り、自慢できるような国...
この点、中国が高句麗は中国の国であったというのは全く正し...
中国と韓国の高句麗論争は中国に軍配があがる。
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