南スーダン

南スーダン共和国

英語による名称The Republic of South Sudan
漢字表記
漢字略
首都ジュバ
独立年月2011年7月
主要言語英語(公用語),アラビア語,その他部族語多数
面積64万平方キロメートル(日本の約1.7倍)
人口1,258万人(2017年)
通貨南スーダン・ポンド(SSP)

略史

年月 略史
1899年 英国とエジプトによる北部及び南部スーダンの共同統治。
1955年 南部スーダンの自治や独立を求め,武装蜂起が発生。第1次スーダン内戦勃発。
1956年 南部を含むスーダンが英国から独立。
1960年代 南部の分離独立を求める運動が拡大。
1972年 アディスアベバ和平合意が成立(南部スーダンに南部政府を設置し,部分的自治権を付与)。
1983年 第2次スーダン内戦勃発。(2005年の南北包括和平合意(CPA)の締結まで,アフリカで最長の内戦となる。)
2005年 南北包括和平合意(CPA)が成立。国連スーダン・ミッション(UNMIS)設立。
2010年4月 総選挙実施,バシール・スーダン大統領再選,キール南部政府大統領当選。
2011年1月 南部独立の住民投票実施。
2011年7月 南スーダン共和国独立。国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)設立。
2012年1月 スーダン政府との石油に関する交渉が停滞,原油生産停止を決定。
2012年9月 スーダン政府とともに,二国間の未解決課題に関する9つの合意文書に署名。
2013年4月 原油生産の再開。
2013年12月 首都ジュバにおいて大統領警護隊同士が衝突。
2015年8月 IGAD(政府間開発機構:東アフリカ地域経済共同体)等の仲介により,衝突解決合意(南スーダンにおける衝突の解決に関する合意文書)が成立(恒久的停戦や国民統一暫定政府設立等を規定)。
2016年4月 国民統一暫定政府 設立。
2016年7月 首都ジュバにおいてキール大統領派とマシャール第一副大統領派が衝突。
2017年5月 キール大統領が国民対話の開始と一方的敵対行為停止を宣言。
2017年12月 衝突解決合意の再活性化を目指し,IGADがハイレベル再活性化フォーラムを開催。南スーダン関係者が敵対行為停止等に合意。
2018年2月,5月 ハイレベル再活性化フォーラム開催。
2018年6月 南スーダン関係者が恒久的停戦を含むハルツーム宣言を採択。
2018年9月 再活性化された衝突解決合意に署名。
2019年5月 南スーダン関係者が暫定準備期間の6か月の延長に合意。
2019年11月 南スーダン関係者が暫定準備期間の100日間の延長に合意。
2020年2月 キール大統領は10州制への復帰を決定。
2020年2月 新国民統一暫定政府設立。