レコードを PDF ファイルとして保存、送信
レコードを PDF ファイルとして保存、送信
検索モードを除くすべてのモードで、FileMaker Pro のデータを PDF ファイルとして保存することができます。PDF ファイルの外観は、PDF ファイルを作成したときのレイアウトに基づいて設定されます。
機密情報を含む PDF ファイルにパスワードを割り当てることができます。パスワードを割り当てると、ファイルが暗号化されパスワードがないと開けなくなります。FileMaker Pro では、他の人に容易に配信できるように、PDF ファイルを添付した空白の電子メールを作成することもできます。
PDF ファイルを保存するためには、印刷の許可されたアクセス権が必要です。詳細については、その他のアクセス権の編集を参照してください。
レコードを既存の FileMaker Pro PDF ファイルに追加するには、「レコードを PDF として保存」スクリプトステップを使用するスクリプトを作成して [既存の PDF に追加] オプションを選択する必要があります。詳細については、レコードを PDF として保存を参照してください。
メモ レコードを PDF ファイルとして保存することはランタイムソリューションではサポートされていません。
レコードを PDF ファイルで保存するには、次の操作を行います。
1.PDF ファイルのベースとして使用するレイアウトを表示します。
詳細については、レイアウトの切り替えを参照してください。
2.ブラウズモードまたはレイアウトモードで [ファイル] メニューから [レコードの保存 / 送信] の [PDF...] を選択します。
プレビューモードで、ステータスツールバーの [PDF ファイルとして保存]をクリックします。
3.[レコードを PDF として保存] ダイアログボックスで、ファイルの名を入力し、ファイルの保存場所、保存内容、ファイルを自動的に開くかどうか、および PDF ファイルを添付して電子メールを作成するかどうかを指定します。
現在のレコード、現在の対象レコードのすべてのレコード、または手書き用の入力フォームとして使用可能な空白レコードを保存できます。
[空白レコード] を選択すると [外観] オプションが有効になり、PDF ファイルでのフィールドのフォーマットを定義できます。
[ファイルを添付した電子メールの作成] を選択すると PDF ファイルが添付された電子メールが作成されます。 その後、受信者を指定します。
[ファイルを自動的に開く] を選択するとファイルが作成後に開きます。
4.[オプション...] をクリックして、PDF オプションを設定します。
[ファイル] タブで、ファイルについての説明、ファイルを表示する Acrobat のバージョン、およびページ数を入力します。
[セキュリティ] タブで、PDF ファイルにパスワード、および印刷と編集のアクセス権を割り当てます。印刷と編集のアクセス権が許可されている場合、コピーと画面読み込みソフトウェアを読めるかどうかを指定します。詳細については、[PDF オプション] ダイアログボックスを参照してください。
[初期表示形式] タブで、PDF ファイルを開いたときの外観を定義します。
5.[OK] をクリックします。
6.[保存] をクリックします。