8/30(水) 9:31配信 東京電力福島第1原子力発電所を訪問した国際原子力機関のラファエル・グロッシ事務局長(右、2023年7月5日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News 【AFP=時事】国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ(Rafael Grossi)事務局長は29日、東京電力(TEPCO)福島第1原子力発電所から海洋放出された処理水のトリチウム濃度は想定された値を下回っていると指摘し、人体への影響はないとの見解を示した。 【写真】マグロなど既に「影響大」、処理水放出に揺れる北京の水産市場 グロッシ氏はスウェーデンの首都ストックホルムを訪問中にAFPに対し、「これまでに確認した限りでは、初期に放出された処理水に有害なレベルの放射性核種(物質)は一切含まれていなかった」「第1段階は想定通りだが、最後の一滴が放出されるまで(モニタリングを)続ける」と述べた。 IAEAは24日、希釈した処理水を独自に分析した結果、トリチウム濃度は「1リットル当たり1500ベクレルという基準値を大きく下回っている」と発表した。 この基準値は日本の安全基準値より大幅に低い。 日本政府は、処理水による環境や人体への影響はないと繰り返し主張しているが、地元の漁業関係者は懸念を示し、中国は対抗措置として、日本産水産物の輸入を停止している。【翻訳編集】 AFPBB News 2024-04-09 (火) 10:19:51
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