「れんこん」のネバネバは、胃にやさしい!

れんこんは、スイレン科のハスの地下茎が肥大化したもので、ハス田といわれ
る水田で栽培されます。葉から取り入れた空気を根の部分に送り込むため、10
個程度の穴が開いているのが特徴。そのため、昔から「見通しがきく」という
ことで、お正月や慶事のお料理に利用されています。糸を引く粘り気は、ムチ
ンという成分によるもので、胃壁を保護する働きがあるのだとか。また、ビタ
ミンCを多く含み、疲労回復や風邪予防などの効果が期待できるそうです。さら
に、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病予防に効果があるといわれる食物繊維
も豊富です。煮物や酢れんこんのほか、ひき肉を挟んだり穴にチーズを詰めた
りして、揚げものにするのもオススメ。すりおろして蒸し物に利用しても、お
いしく食べられます。れんこんに含まれるタンニンが空気に触れると、黒っぽ
く変色するので、切ったらすぐに酢水につけましょう。シャキシャキした食感
を活かすため、火を通しすぎないようにします。余ったら、切り口が空気に触
れないようにしっかりとラップで包み、冷蔵庫で保存します。傷みやすいので、
早めに使いきりましょう。

食材まめ知識?


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Last-modified: 2025-04-16 (水) 11:47:44