ひらがな長音の書き方が身につく!教え方2つのポイントとコツ! 国語 ひらがな長音の書き方が身につく教え方のポイントとコツを解説していきます。 長音は,伸びた音です。 音を伸ばすだけで,すんなり書けるものと,少し手こずるものがあるので,注意が必要です。 ここでは,ひらがな長音の書き方が身につく教え方を,1つずつ段階を追って,具体的にお知らせしていきます。 ひらがな長音の教え方のポイント:正しく読んで書く ひらがな長音の単語:わりと簡単 ひらがな長音の単語:少し難しい ひらがな長音の教え方のポイント:初歩の段階で取り組む単語 家族の名称から 気をつける単語 ひらがな長音の教え方まとめ ひらがな長音の教え方のポイント:正しく読んで書く ひらがな長音を書くときに大切なことは,「正しく読んで書く→書いて読む」を繰り返すことです。 長音のある単語を読んでは書く,書いては読んで見直す,というように,文字と読み(音声)が一緒に結びつくことで意識できるようになります。 「ふうせん」のように,伸ばす音の前の文字の母音と長音の母音が同じものです。 これは,読んで書く,という過程を繰り返すことで,それほど抵抗なく身についていくかと思います。 他に例を挙げますと ア列‥おかあさん,おばあさん イ列‥おにいさん,おじいさん,きいろ, ウ列‥くうき,さんすう,ゆうびん エ列‥おねえさん といったものが身近な単語です。 ア列やイ列の単語のように,子音を伸ばして長音の文字を導くものとは別に,オ列は「おとうさん」と,「う」を続けるものが多いです。 例を挙げますと, オ列‥がっこう,おうさま,べんとう,どうろ,おうきい ☆気をつけたいのは,「こおり」のように,「お」を書くものです。これは,大人になっても,どちらだったか迷う方が多いので,この時期にしっかり身につけておきましょう。 例を挙げます。 おおかみ(狼),こおろぎ,とお(十),おおやけ(公け)・こおり(氷)・ほお(頰)・ほのお(炎)・いきどおる(憤る)・おおう(覆う)・とおる(通る)・とどこおる(滞る)・もよおす(催す)・おおい(多い)・おおきい(大きい)・とおい (遠い)・おおむね・おおよそ・おおらか その他にも,いくつかの例外があります。 「せんべい」や「せんせい」は,読み方は「せんべえ」「せんせえ」となり,苦労するところです。 これも,1つずつ,取り出してやるしかありません。 今まで挙げたものを学習した後,お姉さんを「おねいさん」と書くことがあります。 少し混乱している姿ですので,根気よく正しい読み方と書き方をつないでいくことが必要です。 ひらがな長音に抵抗なく取り組めるように,書きはじめの段階では,身近な単語から始めましょう。 カタカナの書き方との違いについても知っておきましょう。 子どもに身近な家族の名前から入ると,ウ列以外の単語に親しむことかできます。 ア列:おかあさん,おばあさん イ列:おにいさん,おじいさん エ列:おねえさん オ列:おとうさん,おとうと,いもうと 文字と一緒に,絵を添えると,単語の意味と読みと文字が結びつきやすいのでお勧めです。 このあと,ウ列の「ふうせん」や「さんすう」などに取り組むといいかと思います。 日常よく出てくる単語として,「ケーキ」や「スカート」など,カタカナ表記をするものも,長音の練習の時間では「けえき」「すかあと」と書くように求められます。 もちろん,間違いではないのですが,ひらがな長音の学習の後,すぐにカタカナが出てきます。 カタカナでは,伸ばす音は「ー」と書きます,と言われても,切り替えが難しい子どもは,「ケエキ」「スカアト」と書いてしまいがちです。 そこで,ひらがな長音の書き方を練習するときは,カタカナ表記の外来語はできるだけ避けた単語をたくさん練習した方が,将来役に立つと思います。 ひらがな長音の書き方を教えるポイントは 正しく読んで書く→書いてまた読むのサイクルを繰り返して,読み方と文字を一体化させること 書きやすい単語から取り組む(家族の名称から) いかがでしょうか。 漢字で書けばどちらでもいいじゃないか,と思われるかもしれません。 中学校の入試問題で,読みがなをつける問題が出ることがよくあります。 小学校の低学年の内容は簡単!と,たかをくくらないでこの時期に,基本をしっかり身につけるようにしましょう。 https://hiromix55.com/hiragana-choon-how-to-wright/ 2024-04-09 (火) 10:18:37
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