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Ubuntu 11.10 をUSBメモリにインストールする

Ubuntu 11.10 をUSBメモリにインストールする

Ubuntu 11.10 デスクトップ

Ubuntu 11.10 デスクトップ
Ubuntu 11.10 日本語Remix がリリースされたので、また試してみました。
今回も前と同様に、USBメモリーにUbuntuをインストールして起動できるようにしつつ、空いているスペースをWindowsやMacでデータを保存できるストレージにします。
でも実はこのバージョンも作業方法は全くと言っていいほど変わってないのですが念のため手順を残しておこうと思います。
※本文ではUSBメモリと表記していますが、実際に使っているのはUSB接続の外付けHDDです。USBメモリでもインストール方法も起動方法も同じなので気にしないでください。

Ubuntu 11.10 LiveCD を起動する
CDブートしてUbuntu 11.10 を起動。
Ubuntu 11.10 LiveCD

Ubuntu 11.10 LiveCD
Ubuntu 11.10 からはLiveCD で起動しているときから既にデスクトップがUnityになっていました。(PCのグラフィックボードとかの環境によって違うのかも)
なぜか壁紙がズレて表示されていてスクリーンショットを撮るのには不細工なので変更。
背景を変更

背景を変更
おなじみのあずき色に。
この時点でUbuntu 10.04 からの変更で目立つ部分はほとんど無いですね。
左のランチャーに登録されているアイコンが違うくらいでしょうか。

USBメモリをフォーマットする
USBはパーティションで分割して、前半をFAT32でフォーマットし、後半にUbuntuをインストールすることでWindowsやMacを使用しているときにUSBメモリを接続すればファイルを保存できるストレージとして認識し、USBブートすればUbuntuが起動するようにできます。

メディアのパーティションを管理するソフトは「Gparted」ですが、デスクトップ環境が変わってるのでちょっと迷ってしまいました。
左上の『Dashホーム』から『それ以外のソフト』
Dashホーム

Dashホーム
『結果の絞り込み』の下を開いて『システム』を押すと
Gpartedを探す

Gpartedを探す
インストール済みのソフトのところに『Gparted パーティション編集ツール』が出現。

Gparted パーティション編集ツールがを起動して対象のUSBメモリに切り替え。
USBメモリを選択

USBメモリを選択

既存のパーティションを削除。
操作ができないときはマウント中になっているのでアンマウントすればできるようになります。
既存のパーティションを削除

既存のパーティションを削除

新規パーティションを作成。
新規パーティションの作成

新規パーティションの作成

まずはWindowsやMacからファイルが保存できるストレージのスペースを作ります。
今回は20GB分(20480MB)にしてみました。
新しいサイズ(MiB):20480
作成:基本パーティション
ファイルシステム:fat32
新規パーティションの作成

新規パーティションの作成
設定して[ 追加 ]。
未割り当ての部分に新規パーティションの作成。
ここにUbuntuをインストールする領域を作成します。
新しいサイズ(MiB):17673
作成:基本パーティション
ファイルシステム:ext4
システム領域を作成

システム領域を作成
設定して [ 追加 ]。

[ 全ての操作を適用します ]をクリック。
全て操作を適用します

全て操作を適用します
少し待てばフォーマットが完了します。

USBメモリにUbuntu 11.10 をインストールする設定
デスクトップの「Ubuntu 11.10 のインストール」をダブルクリックして起動。
ようこそ

ようこそ
最初の画面、日本語が選択されているので[ 続ける ]。

Ubuntuのインストール準備
Ubuntuのインストール準備

Ubuntuのインストール準備
インストール中にアップデートをダウンロードする
サードパーティーのソフトウェアをインストールする
の両方にチェックを入れて[ 続ける ]。

インストールの種類
インストールの種類

インストールの種類
それ以外を選択して[ 続ける ]。

Ubuntuをインストールする領域を選択。
インストール先を選択

インストール先を選択
タイプのところでファイルシステムがext4になっているのでそこを選択。
すぐ下にある[ 変更… ]をクリック。
パーティションを編集

パーティションを編集
新しいパーティションのサイズをメガバイト(1000000バイト)単位で指定する:18531(そのまま)
利用方法:ext4ジャーナリングファイルシステム
パーティションの初期化:チェック
マウントポイント:/
設定して[ OK ]。

ブートローダをインストールするデバイス:
のプルダウンメニューの中から
ブートローダーをインストールするデバイス

ブートローダーをインストールするデバイス
USBメモリのルートディレクトリを選択。
(USBメモリそのものを選択と言うのがわかりやすいかな、sdc1とかsdc2とかナンバーが付いてるのは1つめのパーティションと2つめのパーティションのことでそれより上のナンバーが付いてないものを選択。)

全てをよく確認して[ インストール ]。
設定完了

設定完了
※ここでの設定を間違えるとUbuntuが起動しないどころか、作業をしているPCのブートローダーが書き換えられてWindowsなどのOSが起動しなくなる場合があります。

スワップスペースの確認。
パーティショニングメニューに戻りますか?

パーティショニングメニューに戻りますか?
スワップスペースを割り当ててないので聞いてきますが無しで作るのでそのまま[ 続ける ]。

ユーザー情報登録
インストールが始まるとデータをコピーしながらユーザー情報を登録する画面になります。

どこに住んでいますか?
どこに住んでいますか?

どこに住んでいますか?
Tokyoが選択されているのでそのまま[ 続ける ]。

キーボードレイアウト
キーボードレイアウト

キーボードレイアウト
日本語>日本語になっているのでそのまま[ 続ける ]。

あなたの情報を入力してください
あなたの情報を入力してください

あなたの情報を入力してください
全ての項目を入力して[ 続ける ]。

インポートしたいアカウントについて
インポートしたいアカウントについて

インポートしたいアカウントについて
インポートしないので何も選択せずに[ 続ける ]。

Ubuntu 11.10 へようこそ。
Ubuntu 11.10 へようこそ

Ubuntu 11.10 へようこそ
あとはインストールが完了するまで待つだけです。
ほんっとUbuntu 11.04 から変わってる部分は無いですね。
翻訳の違いくらいでしょうか。

USBブートする
USBメモリを挿した状態でBIOS画面に入り、USB Device のブート順位を1stに、またはQuick Boot メニューでUSBメモリを選択してUSBブートをします。
BIOS画面への入り方やQuick Bootメニューの出し方はマザーボードによって様々なようです。
Quick Bootメニュー

Quick Bootメニュー
うちのPCのマザーボードはASUSなので起動時にF8を押すとQuick Bootメニュー。

Ubuntu 11.10 が起動しました。
Ubuntu 11.10 デスクトップ

Ubuntu 11.10 デスクトップ
Ubuntu 11.10 ではLiveCDで起動したときと同様最初からデスクトップ環境がUnityでした。
念のためグラフィックボードに対応したドライバをインストールしておいた方がいいでしょう。
それも含め、作業環境をいじるのはまた追々やっていくとしますか。

file画像の説明
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