健康診断

健康診断

機能項目危惧される内容追加
身体計測BMI肥満は生活習慣病を引き起こし、特に循環器系・肝機能系にも良くないとされています。BMI(ボディ・マス・インデックス)指数で評価します。これは体重(Kg)/身長(m)2で求めます。BMI指数の標準値は22.0とされ、統計的にみても一番病気にかかりにくい体型とされ体脂肪率とも相関しています。編集
循環器血圧血圧は、心臓と動脈と血液量の3つのバランス関係から値が出るため、これらのいずれかにでも異常があると変動します。また血圧は常時一定ではなく変動します。病的原因ではなくても。食後、排泄後や。緊張・ストレス・喫煙直後などによっても上昇しますが、いつも高い場合には専門医への受診をおすすめします。編集
心電図心臓の筋肉から発生する電気的変化を記録したもので、心臓の状態を調べます。主に次のような疾患が半』ります。不整脈 ・心肥大 ・狭心症 一心筋梗塞等 日頃より次のことに注意しましよう。 ○ストレス○過労○睡眠不足○肥満○過食○温度の変化〇脂肪分一塩分の取りすぎ編集
胸部レントゲン肺結核・肺がん一気管支炎等の診断と心臓の大きさや形をみて循環器の診断も行います。編集
胃部レントゲン胃全体の形・胃壁の不整を診て胃炎・胃潰瘍・胃がん等の診断を目的としてます。編集
CT検査胸部肺野全体を細かく断層撮影し、病変の有無を調べます。編集
頭部頭部を短時間で断層撮影し、脳内の病変の有無を調べます。編集
腹部腹部全体を断層撮影し、臓器の細部を画像化することにより早期に病変が発見出来ます。編集
内臓脂肪内臓脂肪と皮下脂肪を測ります。編集
内視鏡上部消化管道・胃・十二指腸の状況を調べます。潰瘍・ポリープ・がんの早期発見にも有効です。編集
下部消化管大腸、直腸等を内視鏡で直接覗くことで、早期に病変が発見出来ます。編集
大腸がん(便潜血反応)腸管内の出血の有無を調べる検査です。大腸がんの早期発見が目的です。編集
眼底検査目の奥(眼底)の網膜には、細い血管が枝分かれして走っています。眼底は脳の『窓』と言われるくらい脳の血管 と非常によく似た変化をします。そのため血管の状態を検眼鏡でみて、病気の程度や進み具合を調べるものです。 主に次のような疾患が判ります。  高血圧・動脈硬化・糖尿病・肝臓病一白内障・緑内障編集
眼圧検査眼圧とは「目の中の圧力」、つまり「目の硬さ」を言います。眼圧が高すぎると視神経が痛むなどの障害が出て きます。編集





腹部
超音波は魚群探知機の原理と同じで『音波』を利用して、人体内部の各臓器の断層像を描き、診断するものです。

**診断可能な病気**
 結石・ポリープ・脂肪肝・肝硬変・水腎症・腫瘍一大動脈瘤等
経腔
**診断可能な病気**
筋腫・膿腫・がん等
乳房
**診断可能な病気**
乳腺炎・乳がん等
頚動脈
頚動脈のつまり(血管の狭窄の程度)や動脈硬化の程度を詳しく調べることが出来る検査です。
動脈硬化を詳しく調べることによって、脳梗塞の危険性を評価することが出来ます。
 喀痰細胞診
 マンモグラフィー
 子宮頚部細胞診
骨粗瓢症検査(骨年齢)
喀痰検査は、気管支から出した痰に含まれる細胞や成分を測定して、肺がんが存在する確率を調べる検査です。
レントゲン2方向撮影方法で乳房の所見を調べます。
頚部の細胞を採取し、所見の有無を調べます。
足の課(くるぶし)で骨量を超音波で調べます。




 A
 B
 C
CI、C2
 D2
 国
 E
異常なし
心配なし(異常が見られますが軽度です。心配ありません)
日常生活に注意し、経過を観察して下さい。
日常生活を改善し、再度検査をお受け下さい。
病院等へ受診し、詳しい検査をお受け下さい。
病院等へ受診して、治療の有無を必ず確認しましよう。
現在治療中
COCOTT SAKURA
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機能
項目
検査で考えられる異常


総蛋白
総ビリルビン

A/G比

アルブミン

ALP
AST(GOT)
ALT(GPT)
γ-GTP
LDH
尿ウロビリノーゲン
慢性肝炎・脱水症等で高値を示し、肝障害・栄養不良等で低値を示します。前日の食事の影響を受けます。
胆汁色素で黄疸(肝・胆疾患)・溶血性疾患の時、高値を示します。食事ではカロテン(かぼちや
・人参等)の影響を受けます。
A/G比は、アルブミン(A)とグロブリンの総量(G)との比を表わしたもので、肝臓などの異常
を知る簡便な方法ですo
アルブミンは、肝臓でつくられ、肝臓そのものに障害があると、血液中のアルブミンが著しく低下し、
A/G比も低下します。
胆道障害・骨疾患の場合、高値を示します。脂肪分の高い食事を摂った時や妊娠中・骨の成長過程等
の場合影響を受けます。
肝疾患一心筋梗塞・肺梗塞等で高値を示します。運動や飲酒でも高くなります。
飲酒を常習している人は、正常値より10%増しの値でもあまり心配ありません。
アルコール性肝炎・薬物性肝炎・胆道障害等の場合、高値を示します。飲酒を常習している人は高値を
示します。
肝疾患・心筋梗塞・肺梗塞・筋疾患・悪性腫瘍等で高値を示します。激しい運動後の場合にも上昇します。
肝疾患・過労・発熱時に陽性となり、急性肝炎・閉塞性黄疸で陰性になります。


HBs抗原
HBs抗体
HCV抗体
陽性を示した時は、現在B型肝炎ウィルス(HBV)に感染していることを示します。
陽性を示した時は、B型肝炎ウィルスによる感染の既往があることを示します。
C型肝炎ウィルスに感染している可能性が高いことを示します。



血糖
HbAlc
尿糖
糖尿病を調べる検査で、現在の血糖値がわかります。
赤血球に糖が結合したもので、過去1~3ヵ月間の平均血糖値を反映します。
糖尿病の検査で、真性糖尿病(血中の糖が増えすぎておこる)か、腎性糖尿病(腎機能の異常によっ
ておこる)等で陽性となります。

総コレステロール
中性脂肪
HDLコレステロール
LDLコレステロール
血液中の脂肪を調べる検査で『動脈硬化』の進行度がわかります。
糖質・高カロリーアルコール摂取・糖尿病・肥満等で高値を示します。
『動脈硬化』を予防する善玉コレステロールです。偏った食事や喫煙で低下しますo
血管壁にコレステロリレを溜め込む性質があるところから、悪玉コレステロールとも呼ばれています。
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nonHDL-Cho
総コレステロールから善玉のコレステロールであるHDL-Cを引いた残りの脂質です。
(non HDL-C =TC 一 HDL-C)non HDL-Cは、循環器科疾患の新たな指標として注目されています。
尿酸
UA
痛風の原因物質です。アルコール(特にビール)・食事(肉は特にモツ類・ 魚貝類等のプリン体を多く含む
食品)の影響を受けます。




尿素窒素
クレアチニン
尿蛋白
 腎機能障害一脱水(長時間の禁食・激しい運動後)で高値を示しますo
 腎機能障害一脱水(長時間の禁食・激しい運動後)で高値を示しますo
 腎疾患で陽性になります。また食後や激しい運動の後一発熱時一月経前でも陽性になりますが、一過性
,のもので心配ありません。健康人でも一日10~30mg程度は排出されます。
eGFR
年齢・性別による筋肉量の多寡を考慮し判定した腎機能の評価です。
尿潜血
尿路系のどこかで出血がある場合に陽性になります。健康人でも僅かに出現します。




赤血球数
血色素量
ヘマトクリツト値
MCV
MCH
MCHC
血小板数
白血球数
多血症で数値は増加し、貧血症で減少します。

貧血にはつぎのような種類があります。
 ○鉄欠乏性貧血 ○病気やケガによる出血が原因の貧血
 ○悪性貧血(ビタミンB12不足)○再生不良性貧血(造血機能低下)
 ○溶血性貧血(赤血球が次々と壊れる)
骨髄機能の充進する血液疾患等で増加し、骨髄機能の低下する血液疾患・肝硬変末期等で減少します。
感染症等で増加し、血液疾患・薬剤アレルギーで減少又は増加します。入浴や運動後でも上昇します。
炎症反応
CRP
炎症(慢性関節リウマチ・感染症等)や組織破壊(心筋梗塞・腫瘍等)で上昇します。
眸機能
アミラーゼ
眸臓の分泌液の検査です。眸炎の時は高くなります。

腫瘍マーカー
CEA
AFP
CA19-9
特に消化器のがん、大腸や胃、肺がんで高値の傾向を示します。また高齢者や喫煙者でも高値を示す場合
があります。
肝臓がん、肝硬変で高値の傾向を示します。高脂血症の方では擬陽性の反応がみられることがあります。
高度増加の場合には、眸臓や胆道のがんで高値を示しますが、卵巣膿腫等で高値を示す場合もあります。
COCOTT SAKURA li・・ヶjク。メJi・。●

data_健康診断

機能項目危惧される内容追加
身体計測BMI肥満は生活習慣病を引き起こし、特に循環器系・肝機能系にも良くないとされています。BMI(ボディ・マス・インデックス)指数で評価します。これは体重(Kg)/身長(m)2で求めます。BMI指数の標準値は22.0とされ、統計的にみても一番病気にかかりにくい体型とされ体脂肪率とも相関しています。編集
循環器血圧血圧は、心臓と動脈と血液量の3つのバランス関係から値が出るため、これらのいずれかにでも異常があると変動します。また血圧は常時一定ではなく変動します。病的原因ではなくても。食後、排泄後や。緊張・ストレス・喫煙直後などによっても上昇しますが、いつも高い場合には専門医への受診をおすすめします。編集
心電図心臓の筋肉から発生する電気的変化を記録したもので、心臓の状態を調べます。主に次のような疾患が半』ります。不整脈 ・心肥大 ・狭心症 一心筋梗塞等 日頃より次のことに注意しましよう。 ○ストレス○過労○睡眠不足○肥満○過食○温度の変化〇脂肪分一塩分の取りすぎ編集
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血液検査編集
項目単位性別基準値※説明編集
下限上限編集
肝臓系検査AST
(GOT)
U/L040心臓、肝臓、筋肉、腎臓などのさまざまな臓器に存在する酵素です。これらの臓器が障害を受けると、この酵素が血液中に放出され、高値を示します。編集
ALT
(GPT)
U/L040ASTと同じように身体のさまざまな臓器に存在しますが、ALTは主に肝臓に存在するためASTとALTの両方が高値のときあるいはALTのみが高値の場合には肝障害の可能性が高くなります。編集
γ-GTU/L070蛋白質を分解する酵素の1つです。肝臓や胆道に病気があると高値を示します。アルコールの影響で高値になりやすく、常習飲酒による肝障害の指標になります。編集
030編集
ALPU/L38113身体のほとんどの臓器に含まれている酵素ですが、主に肝臓、胆管、骨、胎盤などに多く分布し、これらの臓器の疾患で高値を示します。編集
(IFCC法)編集
ChEU/L242495肝臓、膵臓、心臓などに多く存在しますが、肝臓で合成されているため、肝機能をよく反映しています。肝臓障害や栄養障害などで低下し、ネフローゼ症候群や脂肪肝などでは高値を示します。編集
(コリンエステラーゼ)200459編集
LDHU/L124222各種臓器に広く分布し、肝臓、心臓、腎臓などの臓器のほか、筋肉や血液にも多く存在します。これらの臓器や血液成分に障害があると高値を示します。編集
(IFCC法)編集
総蛋白g/dL6.78.3血液中にはアルブミンやグロブリンなどの蛋白があり、身体の働きに重要な役割を果たします。低栄養、栄養の吸収障害など蛋白の不足で低下する他、肝臓、腎臓、免疫機能の障害により、身体の代謝に異常があると増減します。編集
(TP)編集
アルブミンg/dL3.85.2血液中に一番たくさんある蛋白で、肝臓で合成されます。栄養障害、肝臓や腎臓の障害時に低下します。編集
(ALB)編集
A/G比1.12.1血清中のアルブミンとグロブリンの比を調べることで、血清蛋白の異常を知ることができます。ネフローゼ症候群や肝臓疾患、慢性感染症などで低値となります。編集
総ビリルビンmg/dL01.2赤血球には寿命があり毎日少しずつ壊れていますが、その際にヘモグロビンが分解されて生じるものがビリルビンです。血中ビリルビンの値により、黄疸の程度などを含め、肝・胆道系疾患の有無やその程度を知ることができます。編集
(T-bil)編集
肝炎検査HBs抗原(-)肝炎を引きおこすウイルスの1つであるB型肝炎ウイルスに感染しているかどうかを調べます。編集
B型肝炎は重大な病気なので、陽性のときは内科を受診することをお勧めします。編集
HBs抗体(-)B型肝炎ウイルスに対する抵抗力の有無を調べます。この抗体が陽性のときはB型肝炎ウイルスによる新たな感染の可能性は低いと考えることができます。編集
HCV 抗体(-)過去または現在、C型肝炎ウイルスに感染した、あるいは感染していることを示します。確認には遺伝子診断であるHCV-RNAを検査します。C型肝炎は重大な病気なので、陽性のときは内科を受診することをお勧めします。編集
脂質系検査総コレステロールmg/dL150219コレステロールは血液中に含まれる脂肪分の1つで、細胞やホルモンを作るために必要な物質です。これが異常に高いと動脈硬化の進行が早まり、長期的には心筋梗塞や狭心症、脳梗塞などがおこりやすくなります。編集
(T-cho)編集
中性脂肪mg/dL50149高カロリー食やアルコールの過飲などで過剰に摂られたエネルギーは中性脂肪として貯蔵され、さらに増加すると皮下脂肪や肝臓に蓄えられます。これが高くなると、内臓脂肪の増加や脂肪肝の原因となります。編集
(TG)編集
HDL-Cmg/dL4086動脈壁に付着したコレステロールを再び血液中に洗い出す働きがあるため善玉コレステロールと呼ばれます。これが高いと動脈硬化に予防的に働き、低いと動脈壁へのコレステロール沈着が増え動脈硬化の進行が早まります。編集
(HDL-コレステロール)4096編集
LDL-Cmg/dL70119LDL(低比重リポ蛋白)はコレステロールを末梢細胞に運搬する働きがあります。血中のLDL-コレステロールの増加は冠動脈疾患の危険因子です。栄養の摂りすぎに注意して体重を適正に保つように努めてください。肥満ではないのに高値が続くときは、内科を受診してください。編集
(LDL-コレステロール)編集
nonHDL-Cmg/dL0149non HDL-コレステロールはLDLだけでなくすべての動脈硬化を引きおこしたり促進したりするコレステロールを表します。non HDL-C=T-cho - HDL-Cで計算されます。編集
(nonHDL-コレステロール)編集
糖代謝系検査血糖mg/dL7099血液中のブドウ糖は身体の大切なエネルギー源です。食後には血糖が上昇しますが、インスリンの働きでもとに戻ります。糖尿病でインスリンの作用が不足すると血糖値は上昇します。糖代謝の要精密検査・要医療判定(糖尿病疑い)を放置することは危険です。内科を受診してください。編集
(グルコース・BS)編集
HbA1c(N)%4.65.5ブドウ糖とヘモグロビンが結合したものを、HbA1c(グリコヘモグロビン)といいます。編集
この物質は赤血球の寿命である約120日は安定するため、過去1~2か月の長期間の血糖がうまく調整されているかどうかを知るために役立ちます。編集
尿酸、尿酸(UA)mg/dL3.77尿酸は身体の細胞の核にあるプリン体が壊れてできるものです。尿酸の合成増加や組織の破壊、腎臓での尿酸排泄の低下などで血中の尿酸濃度は高くなり、関節に沈着し痛風を、腎臓に沈着し腎障害をおこします。また慢性的に尿酸値が高いと動脈硬化を引きおこす危険性があります。編集
炎症、2.57編集
腎臓・膵臓系検査C反応性蛋白mg/dL00.14体内に炎症(リウマチ熱、細菌感染など)があるとき血液中に現れる蛋白質(C反応性蛋白)の量を測定するものです。高値のときは原因となる炎症性疾患について、検査を受ける必要があります。編集
(CRP)編集
尿素窒素(BUN)mg/dL822尿素窒素は蛋白が身体の中で分解されたときにできる老廃物で、これらは腎臓から尿中に排出され編集
ます。腎臓での排泄が低下すると、血液中の尿素窒素の濃度が高くなります。編集
クレアチニンmg/dL0.611.04クレアチニンは筋肉内にあるクレアチンの最終産物で、腎臓でろ過され排泄されるため、腎機能のもっとも重要な指標とされています。編集
0.470.79編集
e-GFRml/min/1.73260腎臓が老廃物を排泄する能力を調べる検査で、血清クレアチニン値と年齢と性別から推算します。慢性腎臓病(CKD)の重症度評価に用いられます。編集
(推算糸球体濾過量)編集
アミラーゼU/L37125膵臓に含まれる消化酵素のひとつです。アルコールの飲みすぎや脂肪のとりすぎ等で膵細胞が破壊されると、アミラーゼが上昇します。高値の場合、膵疾患のほか、腸閉塞、卵巣腫瘍、肝炎、腎不全等が疑われます。編集
血球系検査白血球数(WBC)103/μL3.99.8生体を細菌やウイルスから守る免疫に役立つ細胞です。感染症や喫煙、ストレス等で高値を示しますが、まれに重大な血液系の病気(白血病など)のこともあります。編集
3.59.1編集
赤血球数(RBC)104/μL427570身体に酸素を運ぶ血球成分です。少ない場合は貧血を、多い場合は多血症を疑います。編集
376500編集
血色素量g/dL13.517.6赤血球の中に含まれる酸素などを運ぶ成分です。低下すると貧血症状が生じます。編集
(Hb・ヘモグロビン)11.315.2胃十二指腸潰瘍など消化管からの出血、女性の生理出血、鉄分の不足や血液疾患などが原因になることがあります。編集
ヘマト%39.851.8血液は、細胞成分の血球と液体成分の血漿に大別でき、ヘマトクリット値は、血液中の血球の割合を示します。貧血があると低下し、多血症のときは増加します。編集
(Ht・ヘマトクリット)33.444.9編集
MCVfL82.7101.6赤血球恒数:以下の3つの恒数をさします。編集
79100MCV:平均赤血球容積と呼び、赤血球一個あたりの容積(大きさ)を示します。編集
MCHpg2834.6MCH:平均赤血球ヘモグロビン量と呼び、赤血球一個あたりに含まれるヘモグロビン量を示します。編集
26.334.3MCHC:平均赤血球ヘモグロビン濃度と呼び、赤血球の一定容積に対するヘモグロビン量の比を示します。編集
MCHC%31.636.6編集
30.736.6編集
血小板数104/μL13.136.2血小板には、出血したときに血液を固めて止血する働きがあります。編集
1336.9血小板が少ない場合は、体の中で血小板が消費されたり破壊が進んでいたりするか、血小板を作る機能が落ちている可能性があり精査が必要です。また、血小板が抗凝固剤として使われるEDTAで凝集する方がおられ、極端な低値となる場合があります。そうした時には再検査が必要になります。編集
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※基準値は当会指定の検査所のデータを参考に設定しているものです。編集
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腫瘍マーカー検査(血液検査)編集
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腫瘍マーカー(腫瘍関連検査)は、がんにより体が反応して産生されることのある物質を血液検査等で測定する検査です。編集
自覚症状のない状態でがんをみつけるきっかけになることがありますが、良性疾患や生活習慣によって異常値を示すことも多く、この検査のみでがんの診断をおこなうことはできません。また、対策型のがん検診の代わりにはなりません。編集
異常値の場合には精密検査が必要となります。また、検査が正常値でもがんが存在することもあります。関連の精密検査のため、内科を受診してください。PSAは泌尿器科を受診してください。編集
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※スマートフォンなどで表の右側が表示できない場合は画面を横にしてご覧ください。編集
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項目名対象臓器単位基準値※説明編集
下限上限編集
AFP定量肝臓ng/mL010主に肝細胞がんなどで高値となりますが、慢性肝炎、肝硬変、急性肝炎でも高値を示すことがあります。編集
CEA全体ng/mL05「がん胎児性抗原」とよばれ、胃がん、大腸がん、膵がん、胆道がんなどの消化器系がんに加え、肺がん、乳がん、甲状腺がんなど多くのがんで高値となります。臓器特異性は低く各種がんの経過観察や再発・転移の確認などに用いられます。喫煙や加齢でも高値を示すことがあります。編集
前立腺PSA前立腺ng/mL04前立腺に関連する物質です。前立腺がんの早期発見や再発の確認に役立つと考えられています。ただし、前立腺肥大や前立腺炎、尿道刺激後にも高値を示すことがあり精密検査で確認することが必要です。編集
CA125卵巣、U/mL035卵巣がん、膵がん、胆道がんなどで高値となります。女性の場合、月経時や妊娠初期に上昇し閉経後に低下するなど性周期にかかわる変化があります。また、良性卵巣のう腫や子宮内膜症、子宮筋腫、炎症、腸閉塞、膵炎、胆のう炎などの良性疾患や炎症性疾患でも高値を示すことがあります。編集
膵臓、編集
胆道編集
CA15-3乳房U/mL025乳がんなどで高値となります。乳がんへの特異性は高いですが、原発性乳がんに比べ転移性乳がんや再発性乳がんでの陽性率が高く、再発の発見や治療効果の判定に用いられます。編集
エラスターゼ膵臓ng/dL0300膵がんの腫瘍マーカーの1つですが、急性膵炎、慢性膵炎の急性増悪期、膵臓の障害で高値となります。他の膵酵素に比べ、一度上昇すると高値が持続することがあります。編集
(エラスターゼ1)編集
シフラ
(シフラ21-1)
ng/dL03.5肺がん(特に扁平上皮がん)などで高値となります。化学療法や手術後の治療効果補助に用いられます。間質性肺炎や結核などの肺良性疾患、 食道がん、子宮頸がんなどでも高値となることがあります。編集
CA19-9膵臓・胆道・胃・大腸・卵巣U/mL037膵がん、胆道がん、胃がん、大腸がんなどで高値となり、治療を含めた臨床経過をよく反映します。胆石症、糖尿病、膵炎、肝硬変、卵巣のう腫などの良性疾患でも高値を示すことがあります。編集
 ※胆道がん:胆のうがん、胆管がん編集

file画像の説明