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多くの栄養素をバランスよく含む「のり」

多くの栄養素をバランスよく含む「のり」

飛鳥時代平安時代に租税として納められていた、という記録があるように、のりはかつて、庶民にはなかなか手の届かない食べ物だったようです。今では、養殖のりの技術が発達して安定生産されるようになり、手軽に使える食材ですね。大きさは、昔の尺貫法で縦五寸五分×横五寸となる21cm×19cmで統一され、1枚の重さは約3g。このわずか3gの中には、たんぱく質をはじめ、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素がバランスよく含まれ、生活習慣病予防の効果が期待できます。のりは、のり巻きはもちろん、卵焼きに入れる、チーズに巻いておつまみ風にいただくなど、幅広く楽しめる食材。しけると風味が落ちるので、密封容器に入れて冷暗所で保存し、使う分だけ取り出すようにします。また、しけてしまった場合には、佃煮のほか、ごま油を引いたフライパンでさっと熱して塩を振り、韓国のり風に仕上げるとおいしくいただけます。

▼△選び方ポイント▼△
黒褐色で光沢があり、厚みが均一なものを選ぶようにします。穴やちぢれ、破れが見られるものは避けましょう。

食材まめ知識