歴史・人名

細川高国

細川高国(ほそかわ たかくに) 1484~1531 ○六郎 民部少輔 右京大夫 武蔵守 管領 ◇父:細川政春 養父:細川右京大夫政元 子:細川稙国 養子:細川氏綱  摂津守護家細川氏一族。管領細川政元の養子。政元が廃嫡した養子澄之に殺されると、政元のもう1人の養子澄元らと共にこれを討った。その後、足利義稙と結んで将軍足利義澄や澄元を近江に逐い、幕政を独占して管領職に就くと共に摂津、丹波、讃岐、土佐の守護職を兼務した。高国の専横を嫌った義稙が阿波へ逃れると、新たに義澄の子義晴を将軍に迎える。1527年澄元の遺児晴元、三好元長らに敗れ、京都を逐われた。摂津・尼崎にて酒倉に隠れているところを発見され自刃。