歴史・人名

旧石器時代以前

旧石器時代以前
旧石器時代
-4600000000先カンブリア時代[46億年前から5億9000万年前まで]
-4600000000''先カンブリア時代

地球史46億年は、化石として残るような生物(硬骨格生物)の出現を境にして2つに分け、古い時代を先カンブリア時代といい、新しい時代を顕生代と呼びます。顕生代は古生代中生代新生代に区分され、「代」は更に「紀」、「世」と細分されています。先カンブリア時代古生代カンブリア紀の先の時代であることから、このように呼んでいますが、地球誕生期までさかのぼります。
先カンブリア時代は地球の生成期から時代順に、冥王代、始生代(太古代ともいう)、原生代に区分されます。''
-4600000000'冥王代'
-4600000000冥王代

地球生成(46億年前)から40億年前までの時代。
先カンブリア時代冥王代、始生代(太古代)、原生代に分けられます。

冥王代はいちばん古く、地球誕生から40億年前までの約5億年間を指します。

この時代に地球が形成され、地殻と海ができ、有機化合物の化学進化の結果、最初の生命が誕生したと考えられています。

岩石もほとんどない時代、太陽系内の他の星や隕石の研究によって地球の進化を知ることが可能になりました。

マグマオーシャンの形成、核の形成、海洋の形成、マグマオーシャンの消滅、大陸 地殻(花崗岩)の誕生など。

地上最古の花崗岩(アスタカ片麻岩)の年代はほぼ40億年前。
-4600000000ジャイアントインパクト-4470000000
-4600000000月の誕生―ジャイアント・インパクト説―

小惑星の衝突から月が誕生したとするのが「ジャイアント・インパクト説」です。

約45億年前、火星ほどの大きさの原始惑星「ティア」が衝突して、飛び散った破片から月が生まれたのではないかというものです。

月から持ち帰ってきた7つの月岩石サンプルをハワイ諸島やアリゾナで発見された火山性岩石と比較、分析したところ、酸素同位体に違いがみられなかったとしています。

火星や木星など他の太陽系の惑星は、ほとんど異なる同位体を持っています。

つまり、地球と月は同じ惑星が由来なのではないかと考えられるのです。
-460000000046億年前

地球は現在の1/10の大きさ
太陽系の水星から火星間に20ものミニ惑星
互いの重力により衝突を繰り返し惑星を形成

  水星・・・1~2のミニ惑星
  金星・・・8のミニ惑星
  地球・・・10のミニ惑星
  火星・・・ミニ惑星

古生代の最初のカンブリア紀以前の時代を先カンブリア代と呼びます。この地質年代は、25億年より古い始生代と25億年より新しい原生代に分けられれます。先カンブリア代の地層や岩石は、大陸で見ることができますが、始生代の地層はほとんど変成岩にかわっています。
太陽系の形成。地球誕生。
-430000000043億年前~38億年
海の形成と伴にバクテリアのような生物が誕生
-4000000000''始生代[40億~25億年前]''
-4000000000【始生代】

40億~25億年前までの時代。

強い磁場の形成(28~27億年前)

原核生物の出現(35億年前)、ストロマトライト(光合成バクテリア)の出現(27億年前)
海の形成、地球の核(コア)の形成、大陸の形成、原始生命の誕生、光合成による酸素の放出
-400000000040億年前
巨大隕石衝突による全海洋蒸発
直径400kmの隕石が衝突し、海の水すべてが蒸発
地中1000mまでの生物は絶滅
1000年後、蒸発した水により2000年間雨が降り続き海が回復
海の形成、地球の核(コア)の形成、大陸の形成、原始生命の誕生、光合成による酸素の放出
ウル大陸(現在のインド程度の大きさ)
-4000000000先カンブリア時代(太古代・原生代)(40億年前~5億7500万年前)
-4000000000太古代[40億年前~25億年前]
-380000000038億年前
最古の痕跡炭素同位体割合の偏り
-350000000035億年前
最古化石原核生物誕生シアノバクテリアの祖先
-3260000000直径478kmの小惑星衝突(原爆の数十億倍、マグニチュード10.8)マントル対流のきっかけ?
-300000000030億年前
ウル超大陸
-3000000000~25火成活動で小大陸・島弧生成・衝突→大陸成長(現在の50%)ケノール(ケノリア)超大陸形成
-2700000000スーパープルーム発生(マントルオーバーターン:大対流)激しい造山運動(ジルコンの頻度分布が高い)磁場強度急増
-2500000000太古代→原生代(25億年前~5億7500万年前)
-2500000000'原生代[25億年前~5億7500万年前]'
-2500000000【原生代】 25億年~5.64億年前までの時代。 巨大下降プルームであるスーパーコールドプルームの誕生と最初の超大陸の形成(19億年前) 多細胞生物の出現。
-2500000000原核生物から真核生物への進化、エディアカラ動物群登場
-250000000025~20億年前真核生物誕生ミトコンドリアの取り込みが契機
-250000000025億年前ケノール超大陸
-250000000025億年前シアノバクテリア出現酸素原子の固定化始まる
-2500000000小大陸合体アークティカ大陸(東南極・北米・グリーンランド・シベリア)第二次ウル大陸→+南アフリカ+北インド→第三次ウル大陸~18
-2400000000ヒューロニアン氷河形成
-2200000000ヌーナ(ニーナ)大陸形成開始(北米大陸程度)
-200000000020~17億年前葉緑体の取り込み
-200000000020億年前
全球凍結
-2000000000~7ロディニア超大陸形成多細胞生物
-1900000000スーパープルーム発生(マントルオーバーターン:大対流)ヌーナ・アトランティカ・アークティカ三大陸
-180000000018億年前ヌーナ超大陸
-1800000000~15コロンビア大陸
-1700000000ヌーナ超大陸の分裂
-1500000000~10パノティア大陸
-110000000011億年前ロデニア大陸
-1100000000三大陸合体へロディニア超大陸形成開始
-8000000008億年前有性生物
-800000000大規模氷河期(全球凍結)?太平洋スーパープルーム発生
-750000000海水がマントルに流入(逆流)開始※スーパープルームへつながる伏線=コールドプルーム→ロディニア超大陸分裂開始(→ローレンシア+東・西ゴンドワナ)→激しい造山運動(ジルコンの頻度分布が高い)→大量の二酸化炭素が噴出→寒冷化(全球凍結)
-700000000ゴンドワナ大陸形成開始(東・西ゴンドワナ)スーパープルーム活発化
-6000000006億年前ゴンドワナ大陸
-600000000エディアカラ生物群
-6000000006億年前
全球凍結
全球凍結全まえは、地表にはまだ生物はいない
酸素濃度は現在の1/20
海洋中
・エリベン毛虫
・光合成生物
・メタン菌
光合成生物とメタン菌のバランスが変化
酸素の増加、メタンの減少により寒冷化
数百万年の間、1000mまで凍結
微生物から大型生物へ

全球凍結後生物は体長30cmに
プテリデニウム
ヨルギア
キンベリア
他脊椎動物の祖先も
氷河の大崩壊、全球凍結の終わり
酸素の激増
-50℃→+50℃へ
ハイパーハリケーンの発生
海洋の撹拌により、栄養分が撹拌される
光合成生物の繁殖
酸素の排出
酸素濃度20%
大量の酸素によりコラーゲンを生成
→大型生物に進化
エディアカラ生物群(ウミエラの先祖)
大陸の移動
-575000000無脊椎動物の大発生、巨大大陸ゴンドワナランド形成-509000000
-575000000古生代(カンブリア紀~二畳紀(ペルム紀))[5億7500万年前~2億4700万年前]
-575000000カンブリア紀[5億7500万年前~5億900万年前]
-575000000古生代[5億7500万年前~2億4700万年前]
-550000000南太平洋スーパープルーム活発化ゴンドワナ超大陸の出現(ゴンドワナ+ローレンシア)→アパラチア造山帯、バリスカン造山帯→酸素急増硬骨格生物出現
-540000000カンブリア大爆発
-530000000バージェス動物群大気中の二酸化炭素量現在の15倍以上
-509000000あごをもたない魚類(無顎類)出現、大陸の移動開始-446000000
-509000000オルドビス紀[5億900万~4億4600万年前]
-450000000ゴンドワナ超大陸分裂生物種85%絶滅
-4500000004億5千年前
アランダスピス(魚・脊椎動物)
イアテズス海
周辺大陸の接近、巨大大陸化
イアデスズ海の消滅
生物の生息域が大陸の周辺
ユロステノプテロン
-446000000生物の陸上進出、あごをもつ魚類(顎口類)が繁栄-416000000
-446000000シルル紀[4億4600万~4億1600万年前]
-420000000植物・節足動物上陸オゾン層完成
-416000000硬骨魚類の繁栄、両生類出現、シダ植物の繁栄-367000000
-416000000デボン紀[4億1600万~3億6700万年前]
-4000000004億年前
巨大大陸に山脈が形成され、
カレドニア山脈に
雨→川に
-3700000003億7千年前
アーキオプテルスが群生(最初の樹)
落葉が養分に
海から川へ生物が進出

アカンステガ
手足をもった魚
アーキオプテルスの枝が落ち川の中を手足をつかい移動
小魚をとって生息
浅瀬に進出→陸へ進出
-367000000シダ植物の繁栄、はじめての脊椎動物、ハ虫類出現-289000000
-367000000石炭紀[3億6700万~2億8900万年前]
-3600000003億6千年前
板皮類が海を支配
のち海中の酸素不足により絶滅

生物が海から陸地へ移動
湿地帯では度重なる酸素不足により肺をつくる
後、海に戻った魚の肺は浮袋に変化
-300000000パンゲア大陸完成(ゴンドワナ+アジア大陸)テチス海と超海洋パンサラサシベリア洪水玄武岩(400万立法km)~2.5億年前
-289000000超大陸パンゲア形成-247000000
-289000000二畳紀(ペルム紀)[2億8900万~2億4700万年前]
-250000000アフリカ大陸下にスーパープルーム発生
-2500000002億5千年前
プルーム大噴火
→哺乳類へ

ディイクトドン(草食)
ゴルゴノプス(肉食)
哺乳類型爬虫類
キノドン
そうきゅう類→恐竜へ
95%の動植物が絶滅
シベリア
2000m?3000mの噴火
50kmの地割れから噴火
1000kmのドーム状の隆起
パンゲア
メタンハイドレートよりメタンガスを排出
スーパープルームで二酸化炭素を流出し温暖化
海水温の上昇により
メタンガスにより更に温暖化
更にメタンガスを流出
過去最高の超高温の温度が高い時期に
95%の生物が死滅
生き残った生物にさらなる試練が
→酸素濃度が低い時代に
30%→10%へ
メタンと酸素が反応した結果、低酸素時代に突入
→1億年
-247000000''-67000000
別名ハ虫類の時代。''
-247000000超大陸パンゲアが分裂、恐竜の出現、ほ乳類の出現-212000000
-247000000中生代[2億4700万~6500万年前]
-247000000三畳紀(トリアス紀)[2億4700万~2億1200万年前]
-212000000ジュラ紀[2億1200万~1億4300万年前]
-212000000恐竜をはじめとするハ虫類の大繁栄、原始的な鳥類の出現-143000000
-1500000001億5千万年前
ジュラ紀後期
恐竜の出現
アパトサウルス
アロサウルス
気嚢システム
肺の3倍の効率
・鳥
・アロサウルス
呼吸器官の差
トリナクソドン
腹を覆う肋骨が胸部のみに
横隔膜の発達
酸素の効率化
胴体をひねり、子供への授乳がしやすくなる
哺乳類のライフスタイルへ
低酸素時代の影響
胎生へ進化
1億6千万年前、隕石衝突
恐竜の絶滅
酸素濃度の回復
脳の発達
-143000000白亜紀[1億4300万~6500万年前]
-65000000ハ虫類の時代からほ乳類の時代へ
-65000000ほ乳類が多様な進化をとげる、大陸が分裂する-17000000
-65000000新生代(6500万~現在)
-65000000第三紀[6500万~170万年前]
-65000000ほ乳類が多様な進化をとげる、大陸が分裂する
-650000006千500万年前
恐竜絶滅
恐竜時代が終わる
カルポレステス
ディアトリマ
ヒラコテリウム(馬の祖)
巨鳥反映の時代
ツルガイ海峡でアジアとヨーロッパは分断
北アメリカとは氷河で分断
アジア
ハイエノドント
1千万年後温暖化による
氷河がとけハイエノドントが北米へ
ディアトリマ絶滅へ
哺乳類の時代へ
5千5百万年前
大陸大分裂
グリーンランドとヨーロッパの分裂
グリーンランド沖
3000mの穴
マグマの上昇
メタンハイドレートからメタンが流出、爆発
メタンガスより温暖化(500万年)
広葉樹の巨木化
「樹冠」
木々が重なり合い木から木への移動が可能に
目が横から正面へ
立体視の進化
南極温暖
南米、オーストラリアと地続き
南米とオーストラリアの分断
南極が寒冷化
地球の気温が低下
広葉樹の減少
カトピテクス
眼か後壁(穴がふさがっている)
フォベア視細胞が集中
フォベアが有ると物がはっきり見える
眼下後壁がない視細胞がちらばっている
眼下後壁が眼球を支え見えやすくなる
真猿類
表情が豊か
フォベアによる高い視力が影響している
表情による行動の確認
「群れ」から「社会」の形成
人の白目
20種以上の人類の絶滅
700万年前
チンパンジーと別れ、2足歩行
アウトラロピテクス
熱帯雨林の減少
果実の減少
直立二足歩行 他の動物と人類とを区別する、人類独自の能力。犬歯の消滅と共に、人類学上の人類の定義に必要な条件とされている。何故直立二足歩行したかについては諸説ある。
-500000005千万年前
アフリカとインドが分裂
インドがアジアに衝突
ヒマラヤ山脈ができる
ヒマラヤから乾いた空気がアフリカに流れ熱帯雨林が減少
草原が拡大
二種類の人類へ分かれる
ホモ・エルガステル
パラントロプス・ロブストス
果実から新しい食物へ2種の人類へ分岐
パラントロプス(500ml)
植物の根を食料へ
100万年後絶滅
ホモ・エルガステル
250万年前へ
肉食獣の食べ残し
脳の巨大化(900ml)
狩りの開始
さらなる脳の巨大化
大地溝帯
アフリカ大陸下、マントルが上昇し隆起
サバンナができる
(サーベルタイガー)
-17000000第四紀(170万年前~現在)
-17000000原始的な人類の祖先出現、氷河時代の訪れ
-13000000人類と類人猿の分岐
ヒトと類人猿の分岐は1300万年前?
2014.06.16

チンパンジーの遺伝子突然変異に関する初の研究によれば、人類が類人猿に似た祖先から遺伝的分化を始めたのは、初期人類と類人猿の共通祖先が存在したと長年考えられてきた年代よりはるか昔、約1300万年前だったという。「Science」誌に6月13日付で掲載された今回の研究は、人類の起源に遺伝という観点から新たな光を当てるとともに、進化と遺伝子突然変異の関係に言及している。

 この研究をはじめとする近年の知見は、初期人類と類人猿の最後の共通祖先が約700万年前に存在したとする、化石記録に基づく見方と矛盾しているようにも思われる。
しかし、今回の研究には参加していないウィスコンシン大学マディソン校の古人類学者ジョン・ホークス(John Hawks)氏は、どちらも正しい可能性があると話す。類人猿に似た共通祖先が、700~1000万年前、つまりチンパンジーとヒトの遺伝的分化が起きてからずっと後まで生き延びていた可能性があるためという。
-8000000チョローラピテクス・アビシニクス
2007年にアフリカ・エチオピアで、兵庫県立人と自然の博物館(同県三田市)の加藤茂弘主任研究員ら日本・エチオピアの共同調査隊が発見したゴリラの祖先とみられる大型類人猿の化石が、約800万年前のものだと分かった。同博物館などが11日付発行の英科学誌「ネイチャー」に発表した。人類とゴリラが1千万年前に分かれて進化したとする説を裏付ける成果という。
調査隊は、2004~07年にエチオピアの首都・アディスアベバから約170キロ東の地層から大型類人猿の歯の化石9本を発見。ゴリラの祖先にあたる新属新種の類人猿として07年に「チョローラピテクス・アビシニクス」と命名された。
当時は約1千万年前の化石と推定されたが、その後の調査で断層があったことが新たに分かり、約800万年前の化石と判明。DNA解析などから、人間とゴリラが分かれた直後とみられる、約1千万年前のゴリラの祖先から進化したものと分かった。加藤主任研究員は「人類誕生を探る鍵となる調査結果だ」としている。2016/2/12
化石人類 化石として知ることのできる人類。約700万年前、類人猿から分岐して直立歩行し始めてからを人類とする。その後、何種類もの人類が登場したが、いずれも絶滅し、約20万年前に出現したホモ=サピエンス(現生人類)のみが現在も生存している。
-7000000700万年前?人類誕生
-7000000サヘラントロプス=チャデンシス 《「サヘル地域の人」の意》600万年~700万年前に生息していた霊長類。2001年にアフリカ中部のチャドでほぼ完全な頭蓋骨の化石が発見された。人類の直接の祖先かチンパンジーやゴリラとの共通の祖先かは未解明
人類とは 人類は約700万年前に類人猿から分岐して出現し、いくつかの種を形成しながら進化、分化した。その一種である現生人類(ホモ=サピエンス)は約20万年前、アフリカで生まれ、世界中に拡散した。現生人類以外の化石人類は絶滅した。 人類の出現年代 分子生物学による化石人骨の研究の進展によって、人類の出現は約700万年前とされるようになっている(2018年現在)。
-6500000霊長類出現
-6000000旧石器時代以前旧石器時代
-6000000旧石器時代以前 : 旧石器時代 : 縄文時代 ≫ 
-6000000'旧石器時代''
 打製石器を使用し、狩猟採集を生業としていた人類最初の文化段階。  旧石器時代(パレオリシック Palaeolithic)は、人類が打製石器を中心とした道具を使い、狩猟・採集を生業とし、まだ土器・磨製石器・金属器を知らなかった段階。人類の出現から、約1万年前の新石器文化の出現まで、ほとんどすべてが旧石器時代に属する。 → 新石器時代
-6000000アフリカで人類誕生