歴史・人名

再度言います、「併合」 と 「植民地化」 は違いますよ!

再度言います、「併合」 と 「植民地化」 は違いますよ!

川越・ふじみ野・富士見エリアの社労士です。よろしくお願いします。

過日、懇親会の席上、知人がこんなことを言っていました。次が私と彼とのおおまかなやり取りです(趣意)。
酒の席でもあり、周囲に人がいたため、ひと言ふた言話すとまた他の人と話すことになったり、本気で議論をする状況ではありませんでした。しかし、そんななかで彼が私に話しかけたことは…。

「日本は韓国を植民地にした。もっと反省しなければいけない」
植民地にはしてない。国家の併合だったでしょう」。私の返答です。
「併合だからそれは植民地ということじゃないか。もっと勉強しなければだめだよ」

以前このブログにも書きましたが、「併合」と「植民地化」は違います。「韓国を植民地化した」などという言葉は戦後まで全く出てこなかった、と当時を知っている誰もが言っておりますよ。あるときから日本を貶めるために、盛んにこんなことを言い始めたのです。もっとひどいのは「併合は国家テロだ」と、とんでもないことを言い出していた者もいるほどです。

外国における紹介記事にも、たとえば「日韓併合」を「Japan's Annexation of Korea」といって「annexation(併合、合邦)」と「colonization(植民地化)」とは明確に区分しております。あくまでも併合であり、植民地化ではないのです。
彼はさらにこんなことを言っていました。

「白人は自分らが有色人種より優秀だと思うから、有色人種の国を植民地にした。これはわかる。しかし日本は同じ肌の色をした民族を植民地にしたからけしからん」

併合であり、植民地化ではないといっても、「同じことだ」と聞く耳を持ちません。場所柄これ以上話せる状況ではないと、そのあとは話を進めませんでした。
そういえば、高松塚古墳についても何か言っていましたね。周りがうるさいのと、私も酔っていたのであんまり覚えていませんが。
しかし、いずれにしても「おぼしき事言わぬは腹ふくるるわざ(徒然草)」といいますので、このブログの場を借りてひと言だけ述べておきます。

まず併合と植民地化が違うことは、先ほど述べました。

それでは次に「白人が有色人種の国を植民地にしたのはわかる。しかし日本は同じ肌の色をした民族を植民地にしたからけしからん」という話。
もし本気でそんなことを思っているのだったらとんだ認識違いですよ。まず第一に気になることは「人種差別」ということです。

なぜ白人では良くて、有色人種ではいけないのか。それは人種差別ではないですか。日本は第1次大戦のあとのベルサイユ会議で、世界で唯一「人種差別の撤廃」を主張した国です。時至らず、反対多数で否決されましたが、白人のどこが有色人種より優れているのですか。

たとえば歴史上、有色人種と白人種とどちらの国家が文明国だったと思いますか。
メソポタミア文明・インダス文明・エジプト文明・黄河文明、どれを取り上げても有色人種の文明でしょう。アンデス文明もありました。メソアメリカ文明はネイチブアメリカンですから、やっぱり有色人種ですね。白人種の文明が思い浮かびますか。

しかしはっきりいうと、朝鮮(地域名。現韓国と北朝鮮)はどうでしたか。悲惨なものでしたよ。両班が働かずに位の低い者の稼ぎを食い物にする。インフラには全く金をかけない。たとえば道路をつくると敵が攻めてきたら困る、というわけです。
朝鮮では丙子胡乱で、清朝軍が李氏朝鮮を制圧した際に、清朝軍は50万人の朝鮮人を捕虜として強制連行して当時の盛京(瀋陽)の奴隷市場で売った、という記録もあるそうです。奴隷は植民地よりはるかに悲惨な制度ですよ。それを同じ黄色人種が行ってきた。これについてはどう思いますか。ただし、日本は韓国に植民地政策をとらなかったことは、繰り返し言っておきますよ。

韓国では日本と併合してから学校も多く造られ、義務教育が始まったのです。日本は朝鮮に無数の小・中・高等学校を設立し、京城帝国大学(現ソウル大学)まで作ったのです。ほとんど字が読めない人が多かったのを、格段に識字率を上げたのです。道路も作りました。発電所も作りました。鉄道も敷いて韓国発展の基になったのです。

きりがないからこれ以上はやめましょう。
ただ、白人同士でも国家を併合した例はいくらもありますから、覚えておいたほうがいいでしょう。たとえばチェコスロバキアやユーゴスラビアなどの歴史を調べてみたらどうですか。併合はあくまでも植民地化とは違う。

ともかく次の指摘をよく記憶してください。
2001年に米国で開かれた国際学術会議で、欧米の国際法学者らは次のように指摘し、韓国の学者の見解を批判したといいます。
「自分で生きていけない国について、周辺の国が国際的秩序の観点からその国を取り込む、ということは当時よくあったことだ。日韓併合条約は国際法上は不法ではなかった」

さらに伽耶大学の崔基鎬・客員教授が3年ほど前、「日韓併合 韓民族を救った日帝36年の真実」と題した本が日本で出版されているはずです。「今こそ歴史の真実に目を開け」という崔教授の声に耳を傾けてほしい。
YouTubeのサイトに「The Truth of Japan's annexation of the Korean Peninsula」と題して投稿されていますから、ご覧になったらいかがですか。「日本の朝鮮半島併合の真実」と訳せばいいのでしょうか? 訳す必要はありませんか、英文のまま入力して検索できますから。

韓国では、日韓の歴史を正しく発表するとたいへんな国家的弾圧を受けます。先ほどの崔教授をはじめ、朴贊雄氏、金完燮氏、それに名前は忘れましたがソウル大学の有名な教授。この方たちの著書を読んでから反論したらどうですか。韓国の都合に合わせたウソの歴史を学んで、信じ込んだらあなたの不幸ですよ。まず手始めに、YouTubeのサイトで崔教授の発言を聞いてください。

ともかく、あなたこそ真実をしっかり勉強されることを期待します。


http://roumugyousei.blog130.fc2.com/blog-entry-113.html