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ホラズム

[ホラズム(花刺子模)(996~1220)]
アラー・ウッディーン・ムハンマド(?~1220)
  ホラズム王。在位1199~1220。北インドのゴール朝やトルキスタンの西遼を破って最大版図を築いた。チンギス・ハーンの通商使節をオトラル知事が殺した事件の報復により、モンゴルの侵略を受け、ボハラ・サマルカンド・ガズニなど主要な都市を失陥。カスピ海の孤島に逃れて、失意のうちに病没した。
イナルチュク(?~1219)
  オトラルの知事をつとめた。チンギス・ハーンのホラズムへの通商使節を抑留して殺した。その報復を受けて、モンゴル軍に攻められて殺された。
ジャラール・ウッディーン(?~1231)
  ホラズム王ムハンマドの三男。チンギス・ハーンの侵攻に対し、勇戦した。ヒンズークシ山中ではモンゴルのシギ・シトフの軍を破っている。ガズニからインドに逃れ、ペルシアから東欧にいたるまで転戦を続けた。モンゴル軍に追われ、クルディスタンに身を潜めたが、地の農民に討たれて没した。
↓次の時モンゴル帝国

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